年金について、日々自己研鑽に励む「やもめパパ」です。
今日は年金に関する興味深い記事をネットでみつけたので、記事を引用しつつ持論を書いていきます。
その記事のタイトルは「年金月17万円超え「年金だけで暮らせる」勝ち組・高齢者になるには…思わず絶望する、現役サラリーマン時代の「給与額」」というものでした。
(ヤフーニュースより、引用元URL:https://news.yahoo.co.jp/articles/184584830b7fd9976a2ff619637032cfbed8c937)
年金が月17万円超えすると年金だけで暮らせるという記述に疑問がわきますが、この額を得るためには会社勤めの現役時代にどれだけの収入が必要だったかを見ていきましょう。
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老後が心配な人が大多数いるお先真っ暗の日本
日本では昨今、進行していく少子高齢化や、世界の西側の国で今も続く戦争の影響を受けて止まらない物価高騰などがあり、老後が心配な人が大多数います。
この状況はお先真っ暗な日本と言っていいかもしれません。
以下、金融広報中央委員会による『家計の金融行動に関する世論調査[単身世帯調査](令和4年)』の結果を引用します。
単身高齢者「1ヵ月生活費平均15万円」を賄うために必要な年金額
老後の生活について「心配」と回答した単身者は79.2%。高齢者については60代で76.8%、70代で64.7%となっています。
心配の理由としては、高齢では「十分な金融資産がないから」が最も多く、60代では72.1%、70代では68.3%。続いて「年金や保険が十分でないから」で60代では64.4%、70代では61.5%。
ほか「物価高騰」も60代、70代ともに3割ほどが不安の理由にあげています。
引用元URL:https://news.yahoo.co.jp/articles/184584830b7fd9976a2ff619637032cfbed8c937
年金が幾らもらえたらそれだけで暮らせる=勝ち組なのか
老後の生活の収入源は多くの場合で年金となりますが、では年金が幾らもらえたら、それだけで暮らせる=勝ち組なのでしょうか。
下記に65歳以上の単身世帯の消費支出平均が記されているので見ていきましょう。
老後生活の中心となるのは年金ですから、暮らしていけるだけの金額を手にできていれば何ら問題はないはず。総務省統計局『家計調査 家計収支編』
(2022年平均)によると、65歳以上の単身世帯の消費支出は14万9,208円。
年金から税金や保険料が15%ほど天引きされると仮定すると、17.1万円の年金収入があれば、平均的な生活費はまかなえることになります。
引用元URL:https://news.yahoo.co.jp/articles/184584830b7fd9976a2ff619637032cfbed8c937
月あたり約17万円の年金収入があれば、平均的な生活費はまかなえることになるようですね。
17万円という年金収入額は”豊かな暮らし’’を考えた場合、十分とはとても思えず、勝ち組と表記されたこの記事のタイトルには少々疑問が残りますね。やもめパパ
月17万円の年金をもらうには一体どの位の給与が必要だったのか
では、その平均的な生活費をまかなえることになるという約17万円の年金を毎月もらうためには、現役時代に一体どの位の給与を得ていた必要があったのでしょうか、見ていきましょう。
年金月17.1万円を手にするためには、現役時代、どれほどの給与を手にしなければならないのでしょうか。
20歳から60歳まで社会人として働いた場合を考えてみましょう。
公的年金は、日本国民全員が対象となる国民年金(老齢基礎年金)と、会社員や公務員がプラスαで加入する厚生年金(老齢厚生年金)の二階建て。
引用元URL:https://news.yahoo.co.jp/articles/184584830b7fd9976a2ff619637032cfbed8c937
おっと、ここで新たな言葉が出てきましたので補足しておきましょう。
国民年金という言葉は私の過去記事でも再三出てきますが、ここで初めて「老齢基礎年金」という言葉が出てきました。
日本年金機構が発行する『ねんきん定期便』の中でも、国民年金は「老齢基礎年金」に置き換えられています。
同様に厚生年金も「老齢厚生年金」と置き換えられています。
今後はそれぞれ置き換えられて表記されることに慣れておきましょう、では引き続き引用を見ていきましょう。
国民年金は「年金額×(保険料の納付月数÷480ヵ月)」で、厚生年金は加入期間が2003年3月までは(1)「平均標準報酬月額(≒平均月収)×7.125/1000×2003年3月までの加入月数」、加入期間2003年4月以降は(2)「平均標準報酬額(≒平均月収+賞与)×5.481/1000×2003年4月以降の加入月数」で計算できます。
2023年度国民年金は新規裁定者で年79万5,000円。
そこから逆算すると厚生年金部分は年125万7,000円。
引用元URL:https://news.yahoo.co.jp/articles/184584830b7fd9976a2ff619637032cfbed8c937
またまた、初めて見る言葉が出てきましたね、「新規裁定者」。
これは、新規裁定者とは65歳未満の受給権者のことで、既裁定者とは65歳以上の受給権者のことをいうのですが、年金は不定期に物価指数の変動を考慮して改定が行われるのです。
これは年金を理解するうえで大事なことですので、あらためて別記事でふれますので、ここではこれ以上の説明は割愛します。
この年金を手にするためには、平均標準報酬額は47万円が必要となります。
つまり社会人として働いている間、平均して月47万円を手にしなければならない、ということになります。
ちなみにこの金額、賞与も含めたものになります。
厚生労働省『令和4年賃金構造基本統計調査』によると、会社員の平均賞与は月収の2.84ヵ月分。
そこから紐解いていくと、「平均月収38万円以上」の会社員であれば、年金17.1万円以上、つまり「年金だけで暮らせる」という勝ち組になれると考えられます。
引用元URL:https://news.yahoo.co.jp/articles/184584830b7fd9976a2ff619637032cfbed8c937
平均的な生活費をまかなえることになるという約17万円の年金をもらうためには、現役時代に平均月収が38万円以上ないといけなかったことになります。
月収38万円×12カ月+賞与計が108万円=564万円です。
これはもはや結果になりますが、かなりハードルが高い、高かったと思いましたが、そのことを裏付ける引用を引き続き見ていきましょう。
なお、過去記事でモデルケースAさんという人の、リアルな年金見込額を公開していますので、そちらもご覧ください。
過去記事:【悲報】年金をあなたは何歳からいくらもらえるか?残念な実例を解説
【絶望】年金を毎月17万円もらえる人はこれしかいない
では果たして、平均的な生活費をまかなえることになるという毎月約17万円の年金をもらえるとわかった、現役時代に平均月収が38万円以上あった人はどの位いたのかを引用で見ていきましょう。
年収だけで暮らすために必要な現役時代の給与額…実際に手にしている人は?
将来、年金だけで暮らすことができるといえる、月収38万円以上の会社員。
果たして、どれくらいいるのでしょうか。
前出の厚労省の調査で給与分布をチェックしていきます。
会社員の月収の中央値は27.2万円。
上位25%ラインは36.1万円、上位10%ラインは48.4万円です。
月収37万円以上となると、21.7~25.3%と、会社員の4~5人に1人の割合となります。
さらに正社員と非正社員でみていきましょう。
正社員の月収の中央値は28.8万円で、上位25%ラインは月収37.8万円、上位10%ラインはは月収50.3万円。
月収37万円以上の正社員は24.7~28.8%と、少し対象者は増えます。
一方、非正規の月収の中央値は20.0万円で、上位25%ラインは月収24.4万円、上位10%ラインは月収30.6万円。
月収37万円以上の非正規社員は5.5~6.7%。非正規社員20人に1人という水準になります。
引用元URL:https://news.yahoo.co.jp/articles/184584830b7fd9976a2ff619637032cfbed8c937
やはり、私がこの引用元を最後まで読む前に直感で感じた違和感は正しかった、、月収で38万円を超える人は正社員で4~5人に1人。
非正社員にいたっては20人に1人しかいないのです。
毎月、17万の年金をもらえる人は、たったのこれだけしかいないのです。
このようにみていくと「年金だけで暮らす」のハードルは高く、正社員であればそのハードルは若干下がるものの、非正規社員の場合はほぼ諦めたほうがいいという水準。
絶望に近いものを感じるでしょう。
――年金が十分でないから老後が心配
日本の高齢者の不安を取り除くことは不可能なレベルだということが分かりました。
一般の私たちに残された道は、老後を見据えてコツコツと資産形成に励むことだけだといえそうです。
引用元URL:https://news.yahoo.co.jp/articles/184584830b7fd9976a2ff619637032cfbed8c937
絶望、お先真っ暗の日本ですが、これはもう変えようない事実であり結果です。
あの頃もっと稼いでおくべきだったと嘆いても、やり直すことは出来ないのですから、もらえる年金見込額が少ないと嘆くことはやめて、今後に目を向けていくことが大事です。
・今の生活でまだ無駄はないか?
・不足分を何で備えるか?
無駄を減らす、なくすことは生活を守り、何で不足分を補い備えるのかを考えて行動することは、豊かな暮らしを実現するための攻めとなります。
暗い結果だけにとらわれず、守り、そして攻めていくことを考えていきましょう。
ネット副業で備えようがやもめパパ流の攻め
「将来自分がもらえる年金だけでは不足で不安なので何をしたら良いですか?」と尋ねられたら、ボクは迷わず副業で備えてくださいと答えます。
そして、言葉を補うように「ネット副業」で備えましょうと背中を押します。
やもめパパ流の”攻め”はネット副業で、年金頼みの不安と不足分に備えるための手段は、これ一択と声を大にして言いたい。
なぜか?
世の中の多くの人がそうであるように、人は労働力の対価としてお金を得ています。
ですがそれが無理なく行えるのは本業の場合の話であって、副業として考えた場合にはかなり無理があります。
会社勤めの勤務時間を10時から18時までとした場合、その前後計3時間は準備と通勤にあてられたとします。
すると1日の残り時間は13時間です。
睡眠は6時間位は必要でしょうし、本業同様、前後に準備の時間を入れると労働出来る時間は多くなく、5時間位しかありません。
この5時間でアルバイトをしたと仮定(時給1,200円、週4日勤務)しますと、1カ月で得る副収入は約10万円になります。
深夜早朝の勤務となるため、昼よりも危険が伴う可能性も大きいかもしれません。(例:コンビニ強盗に遭遇する危険とか)
何より若い人ならいざ知らず、今将来の年金が心配と言ってる人たちは中高年が多いのですから、体力的に無理があります。
副業でこの労働時間は相当きついですから、、そう考えると副業として肉体労働をさらに増やすのは得策ではありません。
そこで提唱するのが、ネット副業です。
ネット副業を提唱するメリットとその理由
ネットを使った副業とは一般的に、ネットに接続するデバイス(PC、スマホなど)を使った副業となります。
ネット副業のメリットを挙げてみます。
①初期費用や固定費用を抑えて少ない資金で始められる
②インターネット環境があればどこでも仕事ができる
③本業のすきま時間に合わせて仕事量を調節できる
④副業として始めれば本業の収入もあるため、精神的な負担も軽く気軽に試せる
⑤ネット副業の中には、ほったらかしで収益を生み出す不労所得を得られるものがある
その理由はというと、
①は、リアルにお店を構えることと比べたら遥かに低資金で始められるため、リスクはほとんどないと言ってよいです。
②は、PCやスマホなど、インターネットに接続できる環境さえあればよく、場所を選びません。
③は、会社勤めのように時間に拘束されることなく、すき間時間で作業をすることも可能です。
④は、本業の傍ら始めれば、仮に失敗しても本業があるので、精神的に楽に副業に取り組むことができます。
⑤は、仕組みが構築できれば、あなたが寝ている間も、旅行している間も稼いでくれます。
と、良いことづくめです。
さらに深掘りして説明を加えます。
①ネット副業は、初期費用や固定費用を抑えて少ない資金で始められるので、起業することのハードルがとても低いです。
例えばブログを使ったアフィリエイトをする場合、初期費用としてレンタルサーバー代とドメイン代のわずか15,000円位が負担できれば即日始めることができます。
これが同じ起業でも、リアルに出店するとなったら、店取得のための敷金礼金、店の改装費用、各種機材の購入設置、初期在庫品の購入と、、かなりまとまった資金がないと始めることは出来ませんし、出店までの時間もネット副業と比べたら相当かかります。
②ネット副業は、PCやスマホ・タブレットなど、インターネットに接続できる環境さえあれば出来、ホントに場所を選びません。
旅行先にノートPCを携帯すれば、旅行先で仕事をすることだって可能ですし、身近なところでは、いまどきのカフェはWifi環境が整っていますから、気分転換に近所のカフェで作業することだってできます。
③ネット副業は、会社勤めのように時間に拘束されることなく、すき間時間で作業をすることも可能なので、体がラクで時間を有効利用できます。
PCさえあれば、時間を拘束される勤務と違い自宅や出先ですぐ作業ができるので、より時間を有効利用できますし、職場への往復移動もないので体もラクです。
④ネット副業は、本業の傍ら始めれば、仮に失敗しても本業があると思えば精神的に楽に副業に取り組むことができます。
中高年の副業は、出来る限りリスクを抑えるべきです。
年齢的なことや、家族がいらっしゃる人も多いと思うので可能な限りリスクは下げるべきです。
その点ネット副業は、①のところでも深掘りしたように起業のハードルがとても低いので、本業の傍ら始めれば良いのです。
同じ起業でも、リアルに店を出そうと考えたら、もはや本業との両立は無理ですから、本業の会社を辞めていきなり商売を始めるという非常に大きなリスクを背負ってのスタートになりますけど、ネット副業は本業の傍らですき間時間に行えばよく、それで収益が出るようになったら、だんだんとネット副業へ充てる時間を増やしていき、やがて本業へしていくことを成功者は皆そうしていますので、そう考えたら精神的に楽に起業ができ、その後の活動にも焦りが起きにくいのです。
⑤はネット副業の中には、ほったらかしで収益を生み出す不労所得を得られるものがあることも大きなメリットです。
最初のうちこそ仕組みを構築するために、ある程度時間をかけていく必要はありますが、自動的に収益を生み出す仕組みが構築できれば、自動化されたシステムがあなたが寝ている間も、病気して働けない間も、旅行先で遊んでいる間も、あなたの代わりに稼いでくれるといった夢のような話が現実のものになります。
事実私の信頼できる筋の人で、週に数時間ブログを書くだけで、月収100万円を得てらっしゃる人がいますけど、ホントにブログを頻繁に更新している様子はなく、それ以外の時間は自由に過ごされていらっしゃいます。
肉体労働の対価で得る収入は限界点が低いですけど、ネットを使った副業は作業が軌道にのれさえすれば、サラリーマンではとても得られなかった高収入を稼ぐことさえも可能なのです。
もちろん副業だって仕事ですから、決して甘くはありません。
よく「すき間時間に毎日5分〇〇するだけで月収100万円」と、あおるような広告を見かけますが、あれはあり得ません。
そんな楽してお金を稼げるくらいならば皆即日実行しています。
そんな甘い言葉に惑わされないように。
ではどんなネット副業を選んだらよいか
ネット副業と一口に言っても種類がありすぎて、どんな副業を選んだらよいか迷ってしまうことでしょう。
そこで、イメージしやすいように4つの特徴別に分けてみました。
①稼げるもの
②趣味や特技が活かせるもの
③比較的取り組みやすいもの
④すき間時間にできるもの
さらに、具体的なジャンルを挙げていきます。
①は、FXなどの金融系や、ウェブサイト制作・動画編集などのクリエイティブ系など
②は、ブログライターやアフィリエイトなどのブログ系、ハンドメイドなどの製作系やイラストなどの制作系など
③は、不用品を処分するネットフリマやオークションなどの販売系、アンケート回答や美容モニターなどのモニター系など
④は、音声起こしやデータ入力などの事務系など
いかがでしょうか、このように特徴別に分けてみると、自分にとってどんなジャンルが向いているのかが見えてくるのではないでしょうか。
この各具体的ジャンルについては、より詳細を今後書いてまいりますのでよろしくお願いします。
まとめ
今回は、ヤフーニュースで見つけた「年金月17万円超え「年金だけで暮らせる」勝ち組・高齢者になるには…思わず絶望する、現役サラリーマン時代の「給与額」」という記事(引用元URL:ttps://news.yahoo.co.jp/articles/184584830b7fd9976a2ff619637032cfbed8c937)を引用しつつ持論を書いてみました。
老後の生活について「心配」と回答した単身者は79.2%もいましたが、その理由は、「十分な金融資産がないから」「年金や保険が十分でないから」「物価高騰」などでした。
この中で、年金が十分でないと感じられている部分にフォーカスしてみました。
2022年の調べでは、毎月の年金が仮に約17万円もらえたら平均的な生活費はまかなえるという結果が出ています。
ではその毎月17万円の年金をもらうためには、会社員時代に幾ら給与を得ていた必要があったのかを調べたところ、年収564万が必要だったことがわかりました。
これは毎月の月収が38万円、賞与計が108万円あって成り立つ金額となります。
ボクは引用の記事を読み終える前にこの数字を見て、ハードルが高いと感じましたが、それはそのあとのデータから正しい直感だったとわかりました。
正社員の会社員で月収37万を超える人は4~5人に1人しかおらず、非正社員にいたっては、月収37万を超える人は20人に1人しかいないのです。
このデータを見る限り、年金だけで暮らせる人などほんとに一部の人しかいない絶望的な状況が見えてきました。
ですが、これはもう変えようのない事実であり結果なのですから、お先真っ暗と絶望するのは今日までにして、足りない分を何で備えるかをこれから一緒に考えていきましょう。
やもめパパは、足りない部分の備えはネット副業をすることを強く推奨します。
それは肉体労働を伴うものでなく、ネット環境を使った副業になります。
ネット副業は、インターネット環境があればどこでも仕事ができ、初期費用や固定費用を抑えて少ない資金で始められます。
また、すきま時間に合わせて仕事量を調節もできますし、本業の傍らで始めれば仮に失敗しても本業の収入があるため痛手は少なくて済みます。
この良いことづくめのネット副業は、ジャンルが多岐にわたるため、稼げるもの、趣味や特技が活かせるもの、比較的取り組みやすいもの、すき間時間にできるものの4つに分けてみました。
今後このブログでは、年金だけでは足りない不足分を、ネット副業で備えていくことを提唱し続けます。
各ジャンルの詳細は今後随時公開してまいりますのでよろしくお願いします。
この記事を読んでの感想や意見、お前にひとこと言ってやりたい!でもいいです。
メッセージをいただけますと、とても励みになります。
このブログの管理人はこんな人です。
お気軽にメッセージをお送りください。
原則、当日中に返信します。
それでは今回はこのへんで、今後ともどうぞ宜しくお願いします。
「やもめパパ」でした。