年金について、日々自己研鑽に励む「やもめパパ」です。
この記事は主に年金を意識しだした50代の人たちから、60歳を超えて数年後に年金をもらいだす人たちに向け書いています。
前回は金融資産が全くない60歳代の世代が25%もいるという悲劇の話をしました。
50代に突入したばかりの人たちからは、「年金収入だけでは厳しいと言われても、まだまだ15年も先のことだからピンとこない。」
「そう言ってあおってるだけなんでしょ?」
と言う声がチラホラ聞こえます。
わかる気がします。
今働き盛りの人たちは、今が充実の時、多忙だから将来もらえる年金のことなんかイメージできなくても無理はありませんね。
でも、定年を迎える直前で厳しい現実を見ることになるのは忍びないので、今ハッキリとお伝えします。
「老後のことを舐めてはいけません。潤沢な金融資産があるならば何も申しませんが、そうでない人は、油断してなんの備えもしていなければ絶句したくなる将来を迎えることになりますよ。」
前回記事で取り上げたように、60歳を超えて貯蓄の無い世帯は25%もいるのです。
一方で一般的な生活費は20万円とも言われているんです。
次の章で繰り返し申し上げますが、年金収入だけで20万円は無理に近いです。
かといって切り崩す貯蓄も無かったら、どうやって生きていきます?
その答えがこの記事には書いてありますので、一語一句を心に刻んでください。
難しい対策は書いていません。
取り組みやすく、継続しやすい内容になっていますよ。
Contents
60歳超えで貯蓄無は年金だけでは暮らしていけない
ボクは記事を書くたびに、将来の年金をあてにするのはいいけれど、それだけに依存するのは危険すぎると思っています。
総務省の「家計調査(家計収支編)調査結果」(2022年)によると、65歳以上の夫婦のみの無職世帯の可処分所得は20万5911円、支出は22万4436円と公表されており、収入に対して支出の額が上回ります。
では、あてにしたい年金は幾らもらえるのかというと、月20万は本当に至難の業といってよいです。
そのため60歳越えで貯蓄無の場合には、支出に対する年金の不足分を貯蓄で補てんすることは不可能なため、何もしなかったら暮らしてはいけません。
今の支出を見直してみてください、無駄なものはありませんか?そして、支出をぐっと抑えるための節約術を駆使してください。
老後資金の確保のため、ボクが提唱するネット副業で稼いでもらいたいのはもちろんですが、無駄な支出を改めなければ穴のあいたザルと一緒で、稼いだお金がみんな逃げて行ってしまいます。
そこで節約を、定着するまで徹底していくことで老後資金のマイナスを最低限に抑え、並行してネット副業で稼ぐことで老後資金をプラスに転じさせましょう。
でも節約って言っても、何をしたらいいのかわからないというお悩みを持つ人は多いようなので、今回は支出を抑えるための具体的な賢い節約術を紹介していきます。
【絶句】年金だけに依存すると老後資金は枯渇します
老後の資金で主軸となっていくのは年金で間違いありませんが、年金だけに依存するのは、くどいようですが本当に危険です。
年金とひとえに言っても、正しくは私的年金と公的年金があり、公的年金は更に国民年金と厚生年金に分けられます。
厚生年金であれば、勤めていた会社でも保険料を折半していたのでまだいいのですが、国民年金は会社の負担がない個人負担分だけなので、定年後の老後の生活の主軸とするにはあまりにも非力=少額です。
ズバリ国民年金で幾らもらえるのかというと、受給資格期間が10年以上で、65歳以上の2023年度の満額受給額は79万5000円でした。
月にすると約6万6000円程度にしかならないので、とても生活費全般をカバーするにはほど遠い金額です。
貯畜が多少あっても、多少では近い将来に老後資金は枯渇してしまうでしょう、まさに絶句です、、
そのため、ぜひネット副業で少額しかもらえない年金をカバーしてほしいのですが、並行して現状の支出の無駄の抑制にも着手すべきなのです。
次章で具体的な賢い節約術を紹介します。
20万円の生活費も無理な人へ、生きる為の簡単節約四箇条
この記事の前半のおさらいになりますが、生活費は一般的に月20万円以上必要であるため、国民年金は勿論のこと、厚生年金であっても老後資金が減っていくのは目に見えています。
ですから20万円の生活費の捻出が無理な人は、生きる為に節約をすることが必須で、かつ、ネット副業をうまく回して老後資金をプラスに転じるようしてほしいと思っています。
節約術には継続しやすいよう、なるだけ簡単な方法を考えました。
今すぐできるような簡単な節約四箇条を紹介します。
其の一:外食は控えて極力自炊を
月々外食はどの程度されているでしょうか、外食にはお昼の食事も含めての話をしています。
今は食材も高騰していますので、ボクの職場近くに売りに来る弁当屋さんも一食600円になってしまいました。
これを月に20日出勤と考えると12000円ですからね、大きいです。
だから、ボクは毎朝手弁当を作り食べています。
会社での飲み物も馬鹿にならないですね。
1本100円としたって、2本は飲むでしょう。
それを20日飲んだら4000円です、大きいですね。
だから、ボクは会社の給湯器から水を入れて飲み、たまにコーヒーを飲みたい時は瓶で売ってる安い粉コーヒーを溶かして飲んでますよ。
其の二:保険が効くからと言って無駄に医療費をかけてないか
健康保険に加入していれば窓口負担は3割で済むからと、大して痛くもないのに、大して悪くもないのに、通院をしていませんか。
医療費、薬代も馬鹿になりませんからね。
定年が見えてくる50代も後半になると、大なり小なり悪いところは出てきます。
これは本人の考え方次第ですが、些細なことまでケアしていたら家計を圧迫します。
これが子供の話なら別ですが、いい歳した大人は我慢することも視野に入れましょう。
お医者様にかかる事ばかり考えないで、多めに歩くとか、ストレッチを継続して行うとか、お金をかけずに出来ることはたくさんあります。
また金銭面だけでなく、外の空気に触れ、日光を浴びることで細胞が活性化しますから、長年の不調が改善したなんて事例もあるくらいです。
病院に行くなら、体を動かしましょう。
其の三:衣類・靴・バックは買いたくなったら中古品を利用
衣類や靴、バックの購入にお金をかけていないでしょうか。
私はもうずいぶんと前から、それらを買う必要の迫られた時は、新品を買うことが非常に少なくなりました。
というのも今は中古の衣類、靴、バックなどを扱うお店がたくさん増えてきて、根気よく探せばブランド物で程度の良い品が極安で購入できる可能性が高いんです。
ボクはミリタリー系の服が好きなので、新品よりむしろ中古品の方が都合がよく、靴だって中古品で我慢していますよ。
いくら中古品とはいえ、ヘタってしまっているような悪いものは店頭に並べませんから、人が着たもの、人が履いたものは嫌という人でなければ全然中古でイケます。
まあ、そもそも服などは贅沢しないで破れるまで使うえば全く出費はありませんが、あまり徹底すると心がわびしくなるので、時には気分を変えたくて服やバックなどの購入を考えた時は、中古ショップでの購入をぜひおすすめします。
其の四:車は本当に必要?電車バスで動けないか考えてみる
うちにある車の必要性を考えてみましょう。
50代になるとそれまでの交友範囲が狭くなってくるものです。
そのため車を所有していることが必須ということもないのではないでしょうか?
いっそ電車・バスで移動できないかを考えてみましょう。
近所のスーパーへ車で通っていた人も、歩いて用を足せないか考えてみましょう。
車を維持するには燃料代は勿論ですけど、念に1回の自動車税の納付、2年に1回の車検の実施、また万一の備えである任意保険代、それから自宅の敷地内に停められない人は駐車場代もかかります。
車を手放して、電車バスを使うことにしたら年間相当なお金が節約できます。
そしてどうしても車が必要な時はレンタカーを借りる手があります。
レンタカーはその時だけ考えれば安くはないですが、車を買って所有し維持することを考えたら遥かにお得です。
本当に自分に車が必要なのかを考えてみましょう。
節約すべき項目はあなたの支出の中で金額が大きい傾向にあるもの
節約は、新たにお金を稼ぐことではありませんが、虎の子の資金の流出を抑えることになるので、稼ぐ行為に似た効果が期待できます。
そこでボクは具体的な節約四箇条を紹介しましたが、これは必ずしも万人に当てはまるとは限らず、個人差はあると思います。
大事なことは、節約すべき項目はあなたの支出の中で金額が大きい傾向にあるものにすることです。
普段から家計簿をつけている人ならば、毎月どの項目の支出が多いかわかると思うのですが、家計簿をつける習慣がない人は最低でも1カ月、家計簿をつけてみてください。
臨時の支出が無く突出している項目は、改善の余地があります。
支出の少ない項目は、節約しても大した効果は期待できないので、取り組むならば金額の大きな項目になります。
私が紹介した其の一は外食を控えることでした。
中高年は栄養バランスの観点からも自炊することが好ましく、外食にはお昼の外売り弁当も含みます。
毎日手弁当にしたら相当な節約にはなりますね。
其の二は、病院通いを抑えることでした。
冷静に考えると、通院にいたった経緯には運動不足が要因の一つになっていないでしょうか。
不摂生して体調を崩しお医者さん通いしているなんて愚の骨頂です。
日頃から歩いたり、ジョギングしたり、ストレッチすることが体調の維持とケガ防止につながりますよ。
其の三は、服・靴・バック類は中古品を活用しようでした。
服・靴・バックは穴があくまで使う人には何も申し上げませんが、上質の物を所有することはたとえ中古品でも気分が上がるものです。
時には自分にご褒美をあげたい時もあることでしょう、そんな時に中古品を利用するのです。
ボクに言わせれば、流行を追わないと割り切れる人ならば、中古品を利用しない手はありません。
新品では高くてとても手が出せないブランドものの極上品が、お財布にやさしい価格で手に入るんですよ。
すごーく得した気分になります。
其の四は、マイカー所有を見直すものでした。
50代になると、友人知人との付き合いも減ってくる傾向にあります。
今あなたの所有する車は月に何日くらい稼働してますか?
毎日使っているのならば、それはあなたにとって必要不可欠な車だと思いますが、そうではない、ほとんど駐車場に停めっぱなしならば、あなたにとってその車は必要ですかという話です。
電車やバスで移動が出来る交通の便が良いところに住みの人は、いっそ車を手放すことも節約の選択肢に入れてください。
そうすれば燃料代は勿論のこと、自動車税、任意保険代、車検代、駐車場代がなくなり、四箇条の中で一番の節約になります。
最後にもう一度言います。
家計簿から支出の多い項目に目をつけて、自分なりに対策を考え、今月はこの予算に収めるという目標額をたてて取り組んでみてください。
何もしなかった場合と比較したら年間で大きな節約が期待できますよ。
まとめ
この記事は主に年金を意識しだした50代の人たちから、60歳を超えて数年後に年金をもらいだす人たちに向けて書いたものです。
前回は金融資産が全くない60歳代の世代が25%もいるという悲劇の話をしましたが、それでは支出に対する年金の不足分を貯蓄で補てんすることは不可能なため、何もしなかったら暮らしてはいけません。
そこで節約を、定着するまで徹底していくことで老後資金のマイナスを最低限に抑え、並行してネット副業で稼ぐことで老後資金をプラスに転じさせましょう。
この記事では、支出を抑えるための具体的な賢い節約四箇条を紹介しています。
其の一:外食は控えて極力自炊を
其の二:保険が効くからと言って無駄に医療費をかけてないか
其の三:衣類・靴・バックは買いたくなったら中古品を利用
其の四:車は本当に必要か?電車バスでの移動を考える
上記の節約四箇条を検討~実行することで今までしてきた無駄を抑え、老後資金を守ることが出来ます。
そうして今後ボクが紹介していくネット副業をうまく回していけば、その効果は倍増しますので、ぜひ習慣づけてみてください。
この記事を読んでの感想や意見、お前にひとこと言ってやりたい!でもいいです。
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それでは今回はこのへんで、今後ともどうぞ宜しくお願いします。
「やもめパパ」でした。