『年金枯渇に備える副業』ブログにお越しいただきまして、ありがとうございます。
管理人の「やもめパパ」と申します。
突然ですが、あなたにお尋ねします。
あなたは将来年金を何歳からいくらもらえるか、ご存知ですか?
・・知らない?ご存知ないですか。 (-_-;)
将来もらえる年金に興味はあっても見込額は知らない、調べ方がわからないという人は多いと思います。
年金のことを書いてある文書って、言葉が堅いっていうか難しいんですよね。
ボクも最初はそうでした、書いてあることがよく理解出来なくて頭が痛くなってくる。
だからまた今度でいいやって、途中で読むのやめちゃうからいつまでたっても年金のことがわからない。(笑)
でもこのブログを尋ねてくれたあなたは、今日で年金のことがわからない人から抜け出すことになります。
ボクが一定レベルまで理解できるよう引き上げるので。
詳細をみていくことにしますが、心の準備はよろしいですか?
そこにはもはや【悲報】としか言えない年金の現実が待っているので。
Contents
年金ってなあに?
日々生活をしていると、年金という言葉を聞かない日は無いように思います。
ですが、それだけ生活に密着している年金なのに、良くわからないという人が多すぎる気がしてなりません。
そこで年金ってなあに?っていう基本的な話から入りますね。
公的年金とは?私的年金とは?
皆が年金と言う時、下の文言まで言わないと厳密にはどっちかわからないんです。
なぜなら、年金には「公的年金」と「私的年金」があるから。
ひとつずつ見ていきましょう、まずは公的年金からです。
日本には古くからある公的年金制度というものがあって、老齢や障害により働けなくなった時や死亡した時に給付される仕組みになっています。
基礎年金とも言われます。
財源は、基本的に20歳以上60歳未満の全ての人に加入義務がある公的年金プラス国庫負担金(税金)です。
この公的年金は世代間扶養とも呼ばれ、世代と世代の支え合いによって成り立っているので、原則、保険料を納めていない人は将来年金を受領することは出来ません。
画像URL:https://www.ekaigotenshoku.com/ekaigowith/2021/12/14/nenkin
上図をご覧ください。
この公的年金は2階建てになっていて、1階部分は日本国内に住む20歳以上60歳未満全ての人が加入する国民年金、2階部分は厚生年金保険の適用を受けている会社員や公務員が加入する厚生年金になっています。
さらにこの公的年金は、第1号から第3号までの被保険者に分類されます。
第1号被保険者・・自営業者、学生等
第2号被保険者・・会社員や公務員
第3号被保険者・・第2号被保険者の配偶者
もう一つの年金である私的年金は、会社が福利厚生の一環として提供している企業年金や、個人で加入する個人年金(ideco等※)などをいいます。
※idecoは、個人型確定拠出年金のこと
気になる公的年金の支給時期
公的年金の支給時期については、よく議論されることですが、現在、公的年金の支給開始年齢は段階的に引き上げられており、
男性なら昭和36年4月2日以降、女性なら昭和41年4月2日以降に生まれた人は65歳からの支給となっています。
上記以降に生まれた人は、65歳にならないと支給されないのですよ。
その一方で、企業の一般的な定年退職年齢は60歳です。
ですから60-65歳の5年間は、働けないかもしれないのに、年金も貰えない期間になるわけです。
そこで、定年が60歳の会社に勤務されている人は、この5年間を埋めるため、個人貯蓄や企業年金等で補う必要があり、ideco等に加入する人も増えているのです。
やもめパパも公的年金支給は65歳からです。ボクは前職時代は企業型確定拠出年金に加入していましたが、転職後は企業型がなかったためidecoに変更して運用を続けています。年金支給までの空白の5年間は耐え忍ぶしかないですね、、やもめパパ
国民年金と厚生年金の保険料
国民年金の保険料は、年齢や職業で変動することはなく、令和3年度は月額16,610円で定められていました。
一方の厚生年金保険料が少々ややこしいのですが、毎月の給与(標準報酬月額)と賞与(標準賞与額)に共有の保険料率をかけて計算され、事業主と被保険者が半分ずつ負担します。
その厚生年金保険料率は、18,3%で令和3年時では固定されていました。
この説明ではわかりづらいと思いますので下の表をご覧ください。(令和4年度版となってますが、令和5年4月現在も変更ありません)
画像URL:https://www.nenkin.go.jp/service/kounen/hokenryo/ryogaku/ryogakuhyo/20200825.files/01.pdf
上の表では標準報酬が月額410,000円の人の厚生年金金額を示していますが、勤める会社と本人が37,515円づつ折半して、合計75,030円を国に納めているのです。
次章では、年金をあなたは何歳からいくらもらえるのか?を、残念な実例をもとに解説していきます。
年金のリアルを知って欲しいので借りてきました「ねんきん定期便」
将来もらえる年金は、同じ年齢の人であっても年金加入期間や収入の度合いによって異なってきます。
あなたの詳細な年金見込額を知りたい、確認したい場合は、日本年金機構の「ねんきんネット」という所に登録が必要。
ですが、このページではまずモデルケースとして1人の男性(以降Aさんと表記)のリアルな年金見込額を公開します。
参考にしてみてください。
関連記事:年金の見込額を確認するのはこちらから
このAさんは、今の会社で来年定年を迎える現在59歳の男性。
ここでは年金のリアルを知って欲しいと思ったので、そのAさんから日本年金機構が郵送する「ねんきん定期便」を、使用目的をお伝えして借りてきましたので見てください。
【モデルのAさんはこんな経歴の持ち主】
・年齢59歳男性、サラリーマン歴41年
・高校卒業後に勤めた会社は大手販売サービス会社
・勤続32年で一身上の都合でその会社を退職、勤続中の最高位は課長を8年間
・転職後の今の会社では勤続約10年で来年定年
・2年前に専業主婦だった奥様と離婚し、その分の年金見込額は減額
上記の経歴の持ち主であるAさんは、いったい何歳からいくら年金がもらえるのでしょうか?
ねんきん定期便のみかたを解説!59歳男性は何歳からいくらの年金がもらえる?
ねんきん定期便には、あなたの年金加入全期間の年金記録が記載されおり、日本年金機構という所が発送します。
その記録を紙化されていないと嫌な人には「ねんきん定期便」を郵送し、ネットからダウンロードで構わない人は「ねんきんネット」から入手できます。
「ねんきん定期便」は忘れた頃に届きますから、早く年金の記録を知りたい人は「ねんきんネット」を利用するのが良いでしょう。
下記の添付がAさんからお借りしてきた「ねんきん定期便」の一部の写しになりますので、みかたを解説します。
黄色にハイライトした部分に注目してください。
受給開始年齢は、65歳~と記載されています。
このハイライトから、現在59歳のAさんは、65歳になるまでのあと6年間は年金がもらえないことがわかります。
次に下の黄色のハイライトに注目してください。
1年間の受取見込額は、1,656,700円と記載されています。
でもこの金額は、Aさんが58歳と10カ月時点で作成されたものなので、60歳の定年まで厚生年金を納めますので実際はもう少し増えます。
さらに、Aさんは2年前に専業主婦の奥様と離婚されています。
離婚がなければ奥様分としてもらうハズだった年金分も足してあげないと参考になりませんので、それもAさんにお聞きしています。
元奥様へ分割される年金見込額は年間340,000円ほどだそうです。
ですから、その340,000円を足して、年間で1,996,700円。
これに、前述の60歳定年まで納める分を考慮して12カ月で割ると、もらえる年金見込額は月あたり170,000円ほどでしょうか。
【悲報】ともいえる残念な実例が明らかに!その額であなたは将来やりくりが出来る?
【悲報】とも言える残念な実例が明らかになりましたが、もらえる年金月額が170,000円ってあなたにとってはどうですか?
その額で将来家計のやりくりが出来ますか?
現在ご自分で家計簿をつけている人ならば、その年金見込月額を見て、家計のやりくりが出来るのかが想像できると思います。
きっと多くの人が「とても無理、暮らしていけない。」と思い、
「こんな少ない年金額じゃ、人生100年と言われたって生きてても楽しくない。」とまで考えることでしょう。
ボクにとっても厳しいと感じましたし、この額じゃ毎月カスカスで、何とか暮らせたとしても、何の楽しみもない、出来ないと思いました。
では、どうしたら良いのか。
・・・・・
安心してください!
いままで年金の話題は難しいからと避けてきたあなた。
あなたは今日、ご自分で将来いくら年金がもらえるのかを知りたくなりましたよね。
この年金への気づき、危機感を持つということがとても大事なのです。
年金のことを書いてある文書って説明の言葉が難しく書かれています。
でも、危機感を感じて何回も読み込めば理解できる程度の文書です。
同じ人間が書いているんだから、大丈夫。
要は年金のことを自分事として捉えているかが大事であって、他人事でいるうちは頭に入ってこないだけなのです。
理解できるようになったら、あとは今から備えれば良いだけです。
今の暮らしぶりには月収〇〇万円で出来ているけど、将来の年金見込月額では〇万円足りないとわかったら、、
今の暮らしぶりの中での無駄を省いて、その不足分を他で補う=稼げばいい話です。
一緒に備えていきましょう!
生活費の中に無駄がないかを再考して必要なら見直しを図り、並行して望む生活レベルに対する不足分はネット副業で補うのです。
まとめ
まずはあなたに尋ねたい、「あなたは将来年金を何歳からいくらもらえるのか知っていますか」と。
年金を知り、将来もらえる年金に危機感をもつことがとても大事な思考であり、備えにつながります。
そもそも年金とは公的年金と私的年金にわかれ、ひと口に年金というと公的年金を指すことが多いです。
公的年金はさらに国民年金と厚生年金に分けられ、例をあげると会社員は厚生年金を、20歳の学生は国民年金を納めることになります。
いま盛んに議論されている支給時期は、男性なら昭和36年4月2日以降、女性なら昭和41年4月2日以降に生まれた人は65歳からの支給となっています。
一方で会社の定年は60歳が一般的なため、空白の5年間をどう凌ぐかを具体的い考えることが大事です。
リアルな年金見込額を知って欲しくて59歳会社員の男性から「ねんきん定期便」をお借りしてきて公開しましたが、
最終42年間サラリーマンを続けるモデルのAさんで、将来もらえる年金見込額は年間で200万円程度、月にしたら17万円にも満たないです。
現在物価が上がり続けている中でこの程度の額では、将来もらえる歳になっても、年金だけに依存できないと考える人は多いことでしょう。
そこで当ブログが役に立ちます。
今の暮らしに幾らの生活費がかかるかを捉え、年金見込額との差額をどうやって埋めるのかを真剣にこれから考えていきましょう。
大丈夫、今から年金の仕組みをよく理解して差額を何で埋めるたらいいのかの、知恵や知識と方法をこれから随時当ブログで公開していくのでよろしくお願いします。
この記事を読んでの感想や意見、お前にひとこと言ってやりたい!でもいいです。
メッセージをいただけますと、とても励みになります。
このブログの管理人はこんな人
お気軽にメッセージをお送りください。
原則、当日中に返信します。
それでは今回はこのへんで、今後ともどうぞ宜しくお願いします。
「やもめパパ」でした。