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May 02, 2018

VITPILEN 401 / 701[大阪モーターサイクルショー2018]


大阪モーターサイクルショー2018(3/16−18)より。
KTMブースと背中合わせに展開していたのが新しくなったハスクバーナ。
日本での発売が待たれるVITPILEN(=白い矢)2機種です。

と、その前におさらいというか、、、(シンプルな話のようでちょいややこしい)

スウェーデンのハスクバーナはオン/オフ共にモータースポーツの世界で活躍しましたが、80年代にイタリア企業のカジバ(現MVアグスタ)に買収されます。
その際、イタリアへ移転するハスクバーナを離れた主要エンジニア達の一部はスウェーデンに残り、新たに[フサベル]を立ち上げ、主にモトクロスやエンデューロ用のオートバイを開発、販売。
そのフサベルは1995年、オーストリアの[KTM]に買収されますが、工場や活動拠点はスウェーデンのまま。
2007年、ハスクバーナはドイツBMWモトラッドに買収されます(NUDA900のイメージはまだ強いですね)。
2013年、「KTM傘下の」フサベルがハスクバーナを買収し、ハスクバーナはスウェーデンに戻ります。
ハスクバーナを取り戻したフサベルはブランド名を古巣ハスクバーナに統合し、現在のハスクバーナがあるのです。
ひとことで言うと「KTM傘下のハスクバーナ」でも問題ないですが流れはこんな感じ。
余談ですがチェーンソーなどのハスクバーナとは同じ社名、同じロゴを使いますが現在は企業としての繋がりは無いそうです。


そして新生ハスクから遂に新コンセプトのオンロードバイクが誕生するのですが、そのひとつがVITPILEN(スウェーデン語で白い矢)。


Husqvarna VITPILEN 401


実はVITPILENはまだ国内での販売が開始されておらず、日本のウェブサイトに掲載されては居ますが正式な読み(カナ表記)が決まっておりません。
音としてはヴィットピレンです。

大変シンプルな外観はスケッチ画が発表された頃から大きな話題となっていましたが、完成した市販予定モデルもかなり上質で無駄を省いたオトナっぽいデザイン。
ありそうで無かった独自のポジションですね。
どことなく現代版の鳩サブレ(GPz250R)とも言えますが。


エンジンカバーと同じブロンズ色に着色されたスポークホイールと、白いボディカラーがまた良い感じ。
今のところ違うボディカラーは発表されていませんが、黒の面積の多い外装パーツが別売りされるかも知れません。


そのコンセプトは・・・・・ブースの壁に書いてました。
SIMPLE. PROGRESSIVE.
ヘッドライトはLED、フロントフォークはWP製43mm倒立。


引き算による美学と言うべきか、よく考え抜かれたデザインは上質なイメージ。
エンジンほか主要コンポーネントはKTMのDuke390なのですが、まったく違う方向性でまとめられておりますね。


ライポジは車体がコンパクトなせいで窮屈になることも無く、ほどよく感じました(個人差あるでしょうけど)。
ハンドルはセパハンタイプですがバーエンドが下がっておらず、絞っても居ないのでキツイ前傾にはなりません。
積載は厳しいですがちょっとカフェまで、とか通勤ング、日帰りでお山を流しに、とか良さそう。
車重はオフ車みたいな148kgと言うことで、Duke390譲りのエンジンとのバランスも良さそうです。


スリムな車体ですが、跨がって頼りないとは感じませんでしたよ。



KTMのDukeには同じ車体で日本向けの250ccエンジンが存在しますが、コイツも250cc積むと日本ウケするのかな?
リアショックユニットもWP製。



Husqvarna VITPILEN 701



ページ容量が大きくなるので別記事に分けようかとも思いましたが、401と見比べる事も考慮して701も一緒に載せます。
こちらは690cc・・・・そうです、本家KTMではパラツインエンジンの790登場でカタログ落ちしましたが、水冷693cc単気筒のDuke690がベースです。


基本的に401と同じ流れを汲むデザインですが、各所に差異が見られます。
タンクの分割線とか斬新(中2的?)。
WP製倒立フォークのトップにはアジャスターが見えます。
メインキーの位置またはデザイン、どうにかならなかったのか?(401はタンク側)


ブレーキにはラジアルマウントのブレンボを装備。
ちなみに401にはバイブレ(=インド製造の廉価ブレンボ)が付きます。
ホイールはキャストがデフォルト(スポークはオプション)。


車体後半のデザインがよく見ると401と違っており、こちらの方が初期スケッチに近いイメージです。
※デザインスケッチではサイドカバーから円筒型パワーフィルターが露出していました。


シートのデザインも異なり、タンデムシートも長いですが後ろに何も無いからやっぱタンデム側に乗りたくないですね。


エンジンの発熱量も大きいのか、電動ファン付きの大きなラジエターが。
半乾燥157kgに690ccですからバックトルクも大きいのでしょう、701にはスリッパークラッチ搭載。
WP製リアショックユニットはリンク式なので401とレイアウトが異なっています。


401よりもよりシンプルなルックスですがタンクの色はシルバーで、マフラーなどブラックアウトされているパーツも多め。
VITPILEN 701 じゃなくて SILVERPILEN(銀の矢、英訳するとシルバーアロー)でも良さそうな感じかな??



試乗してみないとなんともですが、ハイパワーの701より401のバランスが心地よさそうな予感です。
デザインも、ブロンズのスポークホイールなど401が個人的には好みかな。
でも私が欲しいのは・・・・・また今度。



●大阪モーターサイクルショー: http://www.motorcycleshow.jp/
●東京モーターサイクルショー: http://www.motorcycleshow.org/
●Husqvarna Motorcycles - Pioneering since 1903: http://www.husqvarna-motorcycles.com/jp/



  

Posted by xl1200 at 03:08│Comments(4)
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この記事へのコメント
これは…現代版SRX?マルチもツインも先鋭化し過ぎ、ニッチを狙うならシングルですよねー(^-^)
Posted by 三連音叉 at May 02, 2018 20:59
> 三連音叉さん!
乗り味はSRX?
作り込みはSDRに通じるものも感じますね。
Posted by Gotaro@管理人 at May 04, 2018 02:21
ああ〜なるほど!
この感じ、何だか既視感があると思っていたんですが、SRX&SDRですね〜確かに。

あか抜けてて良いですね。
欲しくなってしまいました。
Posted by motoマジマン at May 14, 2018 17:45
> motoマジマンさん!
日本車のデザインがややマンネリ化してきた中、これは新鮮ですね。
Posted by Gotaro@管理人 at May 17, 2018 01:35
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