883R :blog [TOP]  >  Book  /  Motorsport  >  RACERS Vol.47 RC211V ニッキー・ヘイデン追悼号

September 26, 2017

RACERS Vol.47 RC211V ニッキー・ヘイデン追悼号


レーサーズの最新号、Vol.47 が出ています。
ロッシがヤマハへ移籍した後のホンダV型5気筒。
ニッキー・ヘイデンで1冊、と言うわけではありませんが、タイミング的にも、ほぼほぼニッキー・ヘイデン追悼号と言える内容ですね。 

まずはマシンの話ですが・・・・
MotoGPが始まった最初の頃、他社は4気筒なのにホンダだけV型5気筒エンジンという、初期レギュレーションを上手く活用した結果の[ワンサイドゲーム]みたいな状況が生まれました。

そもそも、なんで上限が中途半端な[5気筒]なの?
なぜホンダ以外は4気筒(一部3気筒)でそれに対抗しようとしてるの??


しかしヴァレンティーノ・ロッシ選手がホンダからヤマハへ移籍すると状況は一変!

ビアッジ選手だとあんなに遅かったヤマハの並列4気筒が、無敵のホンダV5を圧倒して勝ち続けているじゃないですか!!
※ビアッジ選手時代との差が激しかったですが、ヤマハはロッシ選手を呼ぶと同時にマシンの開発費もたくさん出したそうです。
そんなヤマハ+ロッシの快進撃に目が行って、なぜV5が勝てなくなったのかを私は考えることをしなくなったのですが、このRACERS 最新号はまさに目から鱗の内容でした。


最初から、ホンダ内部で5気筒を疑問視する人が居た・・・・・[こんな大きなエンジンはレーシングエンジンじゃない][V4にしろ!]。
しかし、レギュレーション変更が予告されている800ccのエンジンにはV4を開発しつつも、990ccは意固地にもハイパワーなV5のままで続投。


耐久性の問題でお蔵入りなどありながらもようやく[コンパクト化]を果たし、結果スイングアームの延長をはじめとするディメンション変更でハンドリング面を大きく進歩させたのが990cc最後のシーズンに登場した[ニュージェネレーション]RC211Vと言う事なんですね〜。
ロッシ+YZR-M1に勝てなかったRC211Vが、ニッキー・ヘイデン選手のライディングで再びチャンピオンに返り咲きました。


しかし完成度の高いニュージェネレーション[RC211V]でロッシ包囲網は完成しましたが、その2006年シーズンは簡単なものではありませんでした。
ロッシvsヘイデンのタイトル争いはまさに筋書きのないドラマ。
ポルトガルGP決勝、チームメイトのダニ・ペドロサ選手の転倒に巻き込まれてヘイデン選手もクラッシュ、ノーポイントとなりロッシ選手のタイトル獲得が濃厚に。
この時のヘイデン選手の[激おこぷんぷん丸]な様子はまるで昨日の事のように思い出されます、、、、
・・・・しかし最終戦バレンシア、今度はロッシ選手がまさかの転倒という結末!


MotoGPではチームオーダーはありませんが、ホンダのライダー達による自発的な[ストップ・ザ・ロッシ]によって生まれたプレッシャーがロッシにのしかかり、レースの女神もそれに賛同したのでしょう。

最新RACERSは、そんな劇的なMotoGP 2006年シーズンを重点的に特集しています。
また、ヘイデン選手だけではなく、我らが玉田誠選手のインタビュー記事なんかも載ってますので、ここ最近でも特に読み応えのある号だと思いますよ。



ニッキー・ヘイデン、永遠なれ。
なお、RACERSは追悼の意味を込め、RC211VだけではなくAMAフラットトラック時代のニッキーの画像も載っていますよ!



次号は70年代、ヤマハの2st並列4気筒特集!!




●RACERSブログ: http://racers.cocolog-nifty.com/



    

Posted by xl1200 at 23:50│Comments(11)
883R :blog [TOP]  >  Book  /  Motorsport  >  RACERS Vol.47 RC211V ニッキー・ヘイデン追悼号
  



Sportster Forty-Eight   facebook

[883R.jp]パパサンアール
>> 883R.jp  



この記事へのコメント
昔のことは知らないのですが
何故にロッシはホンダからヤマハへと移籍したのでしょう
Posted by あんちゃん at September 27, 2017 07:01
ニッキ―の追悼号、来ましたね〜♪
買わねば!ですね。

ニッキ―のバランスの取れた美しいライディングフォーム、ヤマハに乗るニッキーが見て見たかったです・・・



合掌。
Posted by じぞう at September 27, 2017 11:03
2006年の最終戦、ニッキーのツナギに描かれたロイヤルストレートフラッシュ"All in"のイラストがカッコ良かったなぁ…合掌

ロッシ移籍については
・ホンダが技術偏重でライダーの意見を聞かない
・勝てばバイクのおかげ、敗ければライダーのせい
・シーズン終了時にマシンを譲ってもらえなかった
なんて話も(ホントかな?)まぁヤマハに移籍して自身の能力の証明にはなりましたね、実際その後も他のヤマハライダーは一人も勝てなかったしsweet(笑)
Posted by 三連音叉 at September 27, 2017 21:45
> あんちゃんさん!
三連音叉さんも書いてくれていますが、ホンダ(HRC)とイマイチ上手くいってなかったみたいですね。
あと、RC211Vで勝ち続けることに魅力を感じなくなったらしく[ホンダでもうやることがない]とも言ってました。
RACERSには金銭的な待遇面も話がこじれていたと指摘されていますね(ヤマハの契約金に納得しての移籍)。

結果、ライダーとしてのポテンシャルを証明できました。
Posted by Gotaro@管理人 at September 28, 2017 05:01
> じぞうさん!
ダートで鍛えたバランス感覚、ヤマハのハンドリングとのマッチングも観たかったですね!
あと、トミー・リーと組んで8耐なんてのも観たかった!!
Posted by Gotaro@管理人 at September 28, 2017 05:04
> 三連音叉さん!
ヤマハもロッシを重視しすぎていて、他にチャンピオンが生まれませんね。
クラッチローなんて早々にワークスマシンに乗せておけば、他所へ出ていかなかったのに。
ザルコもはやく昇格させて欲しいです。
Posted by Gotaro@管理人 at September 28, 2017 05:10
ヤマハファンの間ではロレンソは居なかったことになってるんですか?
Posted by ささき at September 28, 2017 12:43
> ささきさん!
ををを! マジで忘れてました(汗
夜中(と言うかもう朝)にコメントなんて書くもんじゃないです(苦笑)。
Posted by Gotaro@管理人 at September 28, 2017 14:56
RC211Vが出た当初は「211Vでなければ勝てない」ような雰囲気があったと思いますが
ロッシは2年で計20勝,2001年もホンダでチャンプ,ホンダ500勝もロッシのはずですから
新しいチャンレンジも欲しかったんでしょうね....
(でもバージェスと一緒に移籍したのも大きかったのかも)

ほぼ同時期(2003年)に,たまらず?逆にヤマハ→ホンダに移ったビアッジ選手が結局うまく歯車が
かみ合わ無かったのがなんとも皮肉でした。

ヘイデン選手のMotoGPデビュー(2003年)は現地で見てましたが,雨でも走り込んで
「真面目なライダーだな」というのが強く印象に残ってます。
ただそのレースで加藤大治郎選手が....合掌。
Posted by ファイヤー at September 28, 2017 18:39
> ファイヤーさん!
チームスタッフごとヤマハに引っ越しましたね。
そしてあっと言う間にM1を仕上げてしまった!!
ところが、ドゥカティへの移籍では上手く行かなかったですけど。

・・・・あの鈴鹿ですか。
予選でも何台もの211Vが暴走していたそうな(フライバイワイヤの欠陥説もありますね)。
向こうでニッキーと大治郎は仲良くやってるでしょうか。
合掌
Posted by Gotaro@管理人 at September 29, 2017 05:02
>実際その後も他のヤマハライダーは一人も勝てなかったしsweet(笑)

この時期以降のRC212Vの迷走も酷かったよ
コンパクト化した狭角V4がパワー出なくて大苦戦
後、07型は背の低いダニに特化し過ぎ、ニッキーや丸米は干されて出てった
そのダニも結局タイトル争いに絡めてない脇役的な印象
最後は外様のストーナー頼み

現行の213VはM1の影響受けまくりだよ
90度Vのメリットを捨ててまで逆回転クランク導入とか
ユニットプロリンク捨ててリアサスをクランクケースに直付けとか

まあ、お互い様と言う奴だよ
Posted by 久しぶりに書き込んでみる at September 29, 2017 12:16
 ※名前以外の記入/ステハン等はお断りしております。
  ※公開されますのでご注意下さい(未記入・可)。