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January 28, 2017

RACERS Vol.43 ヤマハのパリダカ20年[TENERE]


RACERS Vol.43 [年に一度のオフロード枠]はヤマハのテネレ!
と言うか、やはりフランスのインポーター[ソノート・ヤマハ]のボス、故ジャン・クロード・オリビエ氏の物語になりますよね〜!! 

最近のダカールラリー(南米)は地上波ではニュース程度の扱いですが、かつてのパリ〜ダカールラリーはNHKなどで番組として成立するぐらいメジャーだったんですよね。
まぁ、オートバイよりも三菱パジェロに乗る篠塚建次郎氏の存在が大きかったのですけど。

それはさておき、パリ〜ダカール。
ティエリー・サビーヌが冒険の扉を開いた過酷なラリーレイドの第一回大会は1979年。
フランス、パリを起点としてセネガルの首都ダカールの海岸までの道のりを制したのはヤマハXT500を駆るシリル・ヌブー選手(2位もヤマハのXT)。
翌年の第2回大会もヤマハXTのシリル・ヌブー選手が連覇(XT500が4位まで独占)したものの、2気筒エンジンのBMWワークスが参戦開始した第3回大会からヤマハは優勝から遠ざかります。
BMWのあと、ホンダNXRの時代が来ますしね。

ヤマハ本社よりもパリダカにずっと注力していたのがソノート・ヤマハの社長、ジャン・クロード・オリビエ(自身も第一回大会から参戦)。
高速化したパリダカにもはや単気筒では厳しく、2気筒化を希望するもベース車輌(エンジン)が無かったんですよね。
そこで登場したのはFZ750の5バルブ・ジェネシスエンジンを搭載した半ばやけっぱちのようなモンスターマシン、FZT750でした。
・・・・う〜〜ん、無茶する(笑)。




画像はヤマハ・コミュニケーションプラザに展示してあった4気筒、1987 YZE920(0U26G)。
エキパイとか新品に見えたのですが、RACERSによるとこの個体はテスト車の1台だったらしいです。
当時、オフ車に並列4気筒というトンデモ発想には驚かされましたが、スーパーテネレの登場まで使える2気筒エンジンがヤマハには無かったと言う事なんすよ。

10年がかりで念願の2気筒エンジン、スーパーテネレが登場して以来、ステファン・ペテレンセル選手の快進撃が始まるのでした。
そんなヤマハとオリビエとパリダカの歴史がRACERS最新号でまとめられています。
ヤマハ・ファンならずとも保存版の1冊かと。



奥は1991 YZE750T Super TENERE(0WC5)、手前はワークスマシン締め出しに対応してTDMエンジンを搭載した1995 XTZ850R。
共にペテランセル車。
のちにペテランセル選手は四輪に転向して、なおもパリダカの顔として君臨しましたが、パジェロやプジョー時代の記事も載っています。
ソノートがミツビシのインポーターもやっていたとは知らなかった。



磐田のコミュニケーションプラザに展示されていたパリダカマシン達。


オフロード枠は1年に一度と言う事でHARLEY-DAVIDSON XR750はまたも[おあずけ]となりましたが、今号も充実した1冊でした。
さて次号は・・・・加藤大治郎のNSR250/RS250RW(3/24 発売)。
その前に、2016年に3大タイトルを獲得したHRCの特別編集版が2/3 発売になります。



●RACERSブログ: http://racers.cocolog-nifty.com/



    

Posted by xl1200 at 04:21│Comments(6)TrackBack(0)
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この記事へのコメント
買いました! SRXとTDM&TRXを散々弄り倒してきた(身を持ち崩した)私としては、フィールドこそ違え外せない一冊です(オフ車は足が短くて乗れないの…)。
しかし、このRacersという雑誌、往時の人間に直接話を聞いたり、限られた誌面の中に内容が濃く深く掘り下げられていて大好きです。よく見たらチーフは石倉正剛さん、クラブマンの黄金期の編集長さんじゃないですか(驚)引越しでずいぶん散逸しましたが、いくらかは手元に残しています。20年以上経っていても鑑賞に耐える写真と書き込み…は、この本に繋がるものを感じます。
Posted by ヤマハスキー at January 28, 2017 14:09
> ヤマハスキーさん!
オフ車は足が・・・・・をを、私にもかつてDT200WRを足が届かずに諦めた黒歴史が(苦笑)。
RACERSはスチャラ加藤氏でスタートしましたが、何時だったか(タカハシゴーが出た頃)に交代して現在に至ります。
そう言えばクラブマンが廃刊になってからもずいぶん経ちますね。
Posted by Gotaro@管理人 at January 29, 2017 03:50
DTが駄目ならSDRがあります(爆)

今日、思い立ってヤマハコミュニケーションプラザに実物を見に行ってきました。
残念ながら91年ペテランセルの1台しか無かったのですが…傷跡も曲がったテールライトも、コマ図さえそのままでタイムスリップしてきたみたい。堪能しました(^-^)
Posted by ヤマハスキー at January 29, 2017 17:33
> ヤマハスキーさん!
DT200WRが駄目だったけど、DT230LANZAは即、買いました(笑)

コミュニケーションプラザ、展示車は定期的に入れ替わってるみたいですね。
WR450Fのラリーマシンなんかも観てみたいですが。
T7 CONCEPTと一緒にモーターサイクルショーに来るかなぁ、と期待してます。
Posted by Gotaro@管理人 at January 30, 2017 23:54
今回のヤマハの好調。
MT07波生の新型テネレの発表が欲しかった〜!!
1200は、試乗で自分の短足を呪いました。。。
Posted by さと ゆご at January 31, 2017 09:45
> さと ゆごさん!
モーターサイクルショーで何度も跨がってはため息付いたのがBMWのGSだったりもして・・・。
T7もコンセプトモデルは厚いシート付いてましたが、市販型はシート高が緩和されると期待しましょう。
と言ってもここ最近は普通のロードモデルでもシート高が高い傾向ですね、、、
Posted by Gotaro@管理人 at January 31, 2017 15:21
 ※名前以外の記入/ステハン等はお断りしております。
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