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July 12, 2013

Re:ペイント


開発中のサイドカバーなどと同時進行でやっている為もあり、実際作業には10日ぐらい掛かったのですが、、、 以前黒く塗装したショートリブ・フロントフェンダーの「やり直し」を行いました。 
これが施工前の状態。

前回ウレタン・ブラック1本で塗装を試みたのは[883R.jp]で“黒塗装済み製品”としてラインナップしているものになるべく近づける意味合いもあったのですが、下地に油分が残っていたのか、または2液混合方式の塗料の攪拌が足りなかったのか、謎のピンホールが多数発生していました。
遠目にはあまり目立たないのですが、、、、今回、塗り直しました。
実は、開発中サイドカバーの仕上げにも使う予定のこの2液式ウレタン塗料が、「離型剤」の浸食に耐えるか否かのテストにも使ったので塗装表面の一部の光沢が無くなっているのもリペイントを行う要因です(むしろ塗り直す前提で耐溶剤テストにこのフェンダーを使ったのですが)。


耐水ペーパーで表面を、ある程度斑点が見えなくなる厚みまで研磨しました。


研磨の課程で、あらためてピンホールの多さとその窪みの深さに驚かされます(大きいのは取り付け穴)。
いったい原因は何だったんでしょ? 不明のままです。


今回、裏面は再塗装の必要がないので、サフェーサーのグレーが乗らないようにマスキングしました。
そしてサフェーサー(プラサフ)を吹いてから乾燥後、裏面のマスキングを排除。
今度は買ってきたホルツの黒を吹きます(四輪用の黒はお店に無数にあったのですが、違いが解らないので適当にトヨタの黒を選択)。

トヨタ車の黒〜〜〜〜ぅおっ??? なんだこのキラキラは!!
ここで気付いたのです、盛大にメタリックが混ざった黒であった事に! orz
このまま重ね塗りして行くべきか?

とりあえず一旦中断して・・・・・ところで、H-D純正色の[ビビッドブラック]ってどんな色だっけ?

48の黒タンクを引っ張り出してあらためて確認してみたのですが、これがメタリックなど入っていない「ただの黒」なんですよね。

やはりこのままメタリックどっさりの塗料を吹いちゃ駄目だ、と言う事で後日またスプレーを買ってきました。

最初に買う時よく確認してなかったんです、「ブラックM」と書いてる事を。 Mはメタリックですよね、普通。
今回はMじゃないほうを購入。
ブラックMを「剥離」するわけにも行かないので、乾燥している上から重ね塗りします(塗料の成分は同じなのでひび割れの心配等はナシ)。
下のメタリック層が混ざって浮いてこなければ良いのですが・・・・

ペイント中にゲリラ雨来襲で、適当な重ね塗りで一旦終了です。

さてここからです。
やはりメタリックが下から出てきてるような雰囲気なんですが、塗膜がザラザラしていてちょっと判断付きにくい。
ともかく一度クリアーを吹いて、研磨して見ましょうか…

クリアーは黒と同じ成分のホルツのニューフォーミュレーションを使用。
なんか派手な色合いに・・・・ やはりか?

クリアーの上からサンドペーパーで軽く研いでみる・・・・あ、駄目だ。
水膜の部分ってレンズ効果で、コンパウンドで磨いたあとの状態に似ているのですが、このぬれた部分にメタリックのツブツブが見えてますね… もっとも、これも想定していたので塗料と同じ成分のクリアーを吹いたのですけど。
1000番の耐水ペーパーでひととおり「足付け」状態とし、ここでコンパウンドは使わずにその上から再度、黒を吹きます。
クリアーの塗膜層が挟まっているので、今度は黒と黒メタリックが混ざりにくいだろう、という作戦(プランBでしたが)。

今度はギラギラしない、しっとりした「黒」になりました。

ウレタンブラック(完全硬化しています)の上にサフェーサー → 黒メタ → 黒 → クリア → 黒と結構な重ね塗り状態ですが・・・・ 更に、仕上げのクリアー。

ここでもクリアーはウレタンではなく、ニューフォーミュレーションという乾燥後に表面が硬化するホルツの塗料。
昔は「ウレタン変成アクリル塗料」とかって表示されていましたが、ウレタンとは違うので紛らわしい為でしょう、表示を変更したみたいですね。


クリアーを吹いたのは艶出しの為ですが、アクリル塗料はウレタン塗料のような塗膜の厚みがないので直接カラースプレーの表面を研ぐよりも、クリアー層を研いだ方が安全なのです。


仕上げの研磨なので目の細かいペーパーを使います。
#1000番で凹凸を均して、#2000番で研ぎ傷を目立たなくする感じでしょうか。


あとはコンパウンドの出番です。


他が忙しくて数日放置しましたが、ここで再度光沢をチェック・・・・ ちょっと物足りないかな?

ツヤツヤ感はあるけど、黒の「キレ」「締まり」が悪いので、ここでもういちど、#1000番の耐水ペーパーから作業をやり直しました。

コンパウンド掛けって結構根気が必要なのですが、やり過ぎにも注意が必要でして・・・

ちょっと頑張りすぎたのでしょう、センターのリブ部分にうっすらと天の川銀河が!
そっかぁ、七夕かぁ〜〜〜 って話じゃなくて、こういう箇所は塗膜が薄くなりがちなんですが、それをしつこく研磨したので少しだけ前に塗ったメタリックが出てきちゃったのですね(苦笑)。
まぁ、これは顔を近づけてよく見ないと解らないレベルなので、良しとします(場所的に、半分ぐらいはスタビで隠れるし)。


ようやく、リペイント完成。
フェンダーが綺麗になったのに、こうなるとスタビが傷だらけで汚いなぁ。。。


しかし今回のブラック塗装は良い感じになりました!!
状況により更にウレタンクリアーを吹く事も考えて居ましたが、このレベルなら必要ないでしょう。
やり直して良かった。



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ワイドフォークのスポーツスター用フロントフェンダー、各種発売中です。
なお黒ペイント済み製品のペイントはちゃんと専門業者に依頼しております(私の自家塗装ではありませんのでご安心下さい)。



    
Posted by xl1200 at 23:56│Comments(4)TrackBack(0)
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この記事へのコメント
いつも楽しく拝見させていただいております!突然ですいませんが、1つ質問させてください。今度フェンダーの塗装をするのですが、ビビットブラックのスプレー缶が見つからず、近似色でやろうと考えているのですが、このブログにあるトヨタのブラックは純正色と比べて違和感などなかったでしょうか?もしよろしければご意見をお聞かせください。よろしくお願いします。
Posted by mata at May 11, 2016 01:27
> mataさん、はじめまして!
ビビッドブラックですが、私は、おそらく[ただの艶あり黒]ではないか? という結論に至りました。
ところがカースプレーって純色の黒は意外と少なくて、メタリックやらパールやらと一緒に少し色味が付いてたりします。
この記事のとき使った塗料(ホルツのカラーナンバー202)は違和感なかったです。
Posted by Gotaro@管理人 at May 11, 2016 06:06
>Gotaroさん
早速のご回答ありがとうございます!
確かにその結論納得できます!国産のブラックよりもハッキリしてますからね。貴重なご意見ありがとうございました。私もホルツのブラックで試してみようと思います。
この記事のブラックMと天の川については失礼ながら笑ってしまいました。色々と研究されている姿には感服しております。これからも陰ながら応援させていただきます。
Posted by mata at May 11, 2016 19:58
> mataさん!
たぶん、ビビッドブラックはただの[黒]ですよねw
ところでホルツなどの自動車用カラースプレーですが、樹脂への使用は推奨されておりません。
おそらく成分的に素材に侵食するのでしょうけど、樹脂に使用する場合でしたらサフェーサーを先に吹いて貰った方が安全かと思います。
塗装、頑張ってみて下さい!!
Posted by Gotaro@管理人 at May 12, 2016 06:15
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