May 29, 2013

造形パテ


タミヤの造形パテを使ってみました。 
・・・・最近、時間を見つけてはこういう作業をやってます。 
製品(サイドカバー)の整形です。
これまでは大まかなイメージや指示を伝えたり、ダンボールなどでの試作を持って、お世話になっているFRPの製造工場に原型(マスター型)を作って貰うパターンでした。
しかし、毎度の事ながら4月頃から鈴鹿8時間耐久レースぐらいまでの期間は工場がレース用カウルの生産に追われてしまい、マスター型の試作などは事実上出来なくなり、新製品の開発は秋まで足踏みするパターンです。

ただでさえ手間が掛かっているサイドカバーをここで停めずに少しでも進めたいのと、これを機に製品の原型(試作)をかなりのところまで自分でやってしまえるようにと考えまして、まずは途中まで出来ているサイドカバー(左サイド)の造形を仕上げてしまおうと言う事です。

カバーの上半分は樹脂で固めてある程度の形状が出来ていますが、下半分は大雑把な状態でちゃんとした「面」になっていません。
樹脂を固めて・・・・なんて(作業環境的にも)出来ませんので、バンパー補修などに使える万能補修パテ「ミラクルフィックス」というのを少し試してみました(ちょっと解りにくいですが、まだらになっているうち、灰色の部分です)。

確かに使えなくは無いですが、ちょっと固くて作業しにくい(ついでに臭い!)。
もうちょっと柔軟で成型しやすいのはないかな? と調べて出てきたのが冒頭の画像にもあるタミヤの造形パテでした。
本来はホビー用で、プラモデルやフィギュアのパーツ製作や改造などに重宝されているらしい(タミヤ造形パテの使用例を検索すると美少女フィギュアを無着衣にしたり巨乳にするような用途がいっぱい出てくるが・・・)。
しかしそんなキモいオタク記事が乱立する中で幾つか散見できたのが、このタミヤのパテは所ジョージさんがクルマやバイクの改造に愛用していて、テレビなんかでやってた(世田谷ベースかな?)という内容。

・・・・・ならば、使えそうだな!!

ホームセンターなどではこういうパテは見かけなかったが、上新電機のホビーコーナーなら置いていそうだ! と買いに行きました。

2種類のパテ(片方は凝固剤)がスティックガムみたいな感じで入っています。


必要量をビニールごとカット(外袋の中にもう一枚薄いセロファンが付いており、ハサミの断面はそのセロファンが覆ってくれますので開封後全部使い切らなくても暫くは大丈夫みたいです)。
ビニールを取り除いて2種類のパテを混ぜるというか、こね回します(ミラクルフィックスみたいに臭くない!)。

混ざって均一なベージュ色になったら、パテを盛っていきます(油ねんどみたいな固さで、かなり作業しやすいです)。
ただし、すごく指に引っ付こうとしますので、水で指先を常に濡らしながら作業する必要があります。

※貼り付ける側が滑らかだとパテが食い付かないので(素材にもよりますが)400番程度のサンドペーパーで表面を荒らしておくことが推奨されています。

プラモデルなどの細かな造形では柔らかいうちにカタチを整えたり、ヘラなどで模様を付けたりするそうです。
気温20〜25℃の場合、練り合わせてから1、2時間で硬化しはじめ、6時間で完全硬化します。
プラモデルで細かな造形をするのと違って、もっと大きな「面」を出す作業なので初日はここで終了して硬化するのを待ちます。


次の日、削りの作業開始。
カッターナイフや、ホビー用のヤスリ(こういうのはホームセンターで手に入ります)で大雑把に削り、当て木をしたサンドペーパー(耐水ペーパー)で成型していくのです。

固すぎず柔らかすぎず、ヤスリでガシガシ削るには割とやりやすい素材ですね(ミラクルフィックスは固かった)。


それでも結構な労力なんですが、時間は掛かりましたがサイドカバー上面の凹凸はかなり綺麗な平面になりました。
自家塗装で塗料の段差を消す作業と、基本的には同じでしょうか。
前にペイントで使った残り、手持ちの耐水ペーパー(#600)を使いましたが、塗装では足付けに使う荒い番手でも、このような作業にはむしろ目が細かすぎるのかも知れません。

手始めにやってみたカバー上面の成型で時間も費やしましたが耐水ペーパーも使い切りまして、この日はここまで。

手応えとしてはこのタミヤの造形パテは良いほうですが、これからやる残り部分は・・・・これあとどれぐらいの時間が必要になるのか? 想像したらちょっと厳しいかなぁ。。。
いや、ホントに、、、、どうする、これ?


そして別の日。
ホームセンターに耐水ペーパーを買いに行きました(600番と、もっと荒い180番、320番も)。
そこで発見したがコレ!!

NTドレッサーという工具です。
鉄のヤスリの大きい奴と言うか、当て木にサンドペーパーが最初から引っ付いているような形状。
見るからに「これは使えそう!!」って奴です。


NT-Dresser
カタチと、目(歯)の荒さで何種類もあるのですが、大きな平面を出すのに便利そうな奴と、曲面を出すのに便利そうなのを「中目」で買ってきましたが、これがめちゃくちゃ便利なんです!
NT-D発動により、心配した手間というか作業時間が嘘みたいに短縮されました。


増改築で色んな素材が入り交じった状態でガタガタだった底部が「面」に。
ただしパテの盛り方にムラがあったらしく、何カ所か凹凸が出来ています。
サイドカバーの収納スペースとして張り出した部分の下側、逆アールも、NT-ドレッサーの円錐型の奴でイイ感じに!
仕上げの耐水ペーパーは320番で(自分的に)ちょうどイイ感じで、他は使わなかったです。
と言うか、作業の大部分がNT-ドレッサーで済んでしまうし、早い!!

さて、まだ手直しが必要なので、カバー全体を再チェックして、パテをもういちどあちこち貼り付けて、さらなる成型に備えます。

今現在はこの状態です。
本当は細かなピンホールは埋めなくても放置で良かったみたいです(ここからメス型を抜いた際、ピンホール部分は逆に小さな突起になるので、それをペーパーで磨いた方が早いんだそうで・・・・言われてみれば確かに!)。


そんなこんなで急に造形への意欲が沸いております。
ただパテで作業しはじめると他の仕事が出来ないので、タイミングを見てちょっとずつではありますが。
そして・・・・・このサイドカバー(左サイド)が出来たらまだ次に控えている作業もあります!

サイドカバーの右サイドや、中断しているヘッドライトバイザーカバーも、自力でマスター型レベルまでやってみたい。

更にその先、リアフェンダーなんかもやりたいですからね。

こんなモノも仕入れてきました。

造形用ねんど(インダストリアルクレイ)です。
日産の車のCMで見た、アレだそうです。
嬉しがって買ってきたけど、すぐ使うことも無いかな。。。(温度管理、どうすれば良いんだろ?)

 



    
  



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この記事へのコメント
NTドレッサー使えますよね〜♪
883R様のカーボンACカバー。一部を切り取って吸気口を開けてるのですが、切り口や角もサクサク削れて、テーパー状に仕上げるのも容易でした。
注意書きに錆びやすいとありましたが、水洗いの後しっかり水気を拭き取れば、オイル等塗らなくても大丈夫ですね。
Posted by 魚屋 at May 29, 2013 19:30
> 魚屋さん!
こんな便利なモノがあったなんて! って感じです。
FRPやカーボンを削るのにも良さそうです。
耐水ペーパーと交互に使って水濡れさせてますが、今のところ錆は出ませんね。
目詰まりがすごいので、今日、手入れ用にワイヤーブラシも買ってきました。
Posted by Gotaro@管理人 at May 29, 2013 22:28

 ドレッサーは使えそうな道具ですね〜。
 
 サイドカバー、期待してます!
Posted by 高槻 at May 30, 2013 23:17
> 高槻さん!
ゴールデンウィーク前のリリースを目指していましたが、思いの外苦戦しています、サイドカバー。
期待にお応えできるよう頑張ります!!
Posted by Gotaro@管理人 at May 31, 2013 01:43
 ※名前以外の記入/ステハン等はお断りしております。
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