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May 21, 2013

イタミのキス(X6i カメラテスト)


昨日の夕方、GWに新調したキスデジを持って空港へ出かけました(カメラのテスト撮影として考えつくのがバイクか飛行機しかない・苦笑)。 
エンジン掛けるなり、クルマのiPodがランダム再生でチョイスしたのが佐野元春の「ニューエイジ」。
29年も前、日本の音楽シーンにはじめて「ラップ」を持ち込んだのが佐野だ。
♪ 数え切れないイタミのキス 星屑みたいに降ってくる ♪
・・・・伊丹空港にキスデジ持って出かけるこのタイミング!!
到着までヘビーローテーションですわ。


持参した機材は EOS Kiss X6i、EF-S18-135mm、EF70-200mm、エクステンダーx1.4(テレコン)、Panasonic LUMIX GX1 (& iPhone4s)。
そして三脚(あとで使う)。

最初は原田浄水場(スカイランドHARADA)を考えて居たんだけど、何故か休みでゲートクローズ(※定休日は木曜日なんだが)。
結局いつもの伊丹スカイパークへ(※駐車料金が若干、原田浄水場のほうが安いのだが)。


キットレンズの18-135mmじゃちょっと短いので70-200mm+1.4倍テレコンでとにかく飛行機にカメラを向けて撮ってみます。
以下、Kiss X6i での画像はリサイズのみで、色調補正やトリミングなどは行っておりません。
撮影も、カメラの評価測光と映像素子の特性を見たかったのでプログラムAE(ISO800)と「シーンインテリジェントAE(フルオート)」のストロボ発光禁止モードを使っています。

●J-AIR Bombardier CRJ200  ■125mm プログラムAE ISO800 f/10 1/1000秒
JALグループに復活した鶴丸マークが良いですね。


●ANA Bombardier Q400(DHC8)  ■280mm プログラムAE ISO800 f/10 1/1600秒
何かとトラブルの多いカナダ製の機体ですが、この美しいフォルムは好きです。


●J-AIR Embraer 170  ■280mm プログラムAE ISO800 f/10 1/1000秒
伊丹スカイパークでは離陸するパイロットの顔まで見えるんです。
小型機(=地方路線)が多い時間帯です。


適当に撮って、カメラの液晶モニタで確認すると・・・・うわ、Kiss X2よりもめっちゃ綺麗!!
と、一瞬騙されそうになりましたが、、、 記録された絵がどうこう言う以前に、表示する液晶が今まで使ってたカメラのものよりも遙かに高精細なワケですよね。

陽が傾きはじめると大都市間を結ぶ大型機が動き始めました。

●ANA Boeing B-777-200  ■280mm プログラムAE ISO800 f/8 1/1000秒
トリプルセブンは伊丹発着の機材では最大級クラスとなります(伊丹は近隣住民との騒音訴訟の関係で、エンジン2基までという変な決まりがある為、4発エンジンのジャンボジェットB-747などは来ません)。


●ANA Boeing B-777-200  ■280mm プログラムAE ISO800 f/8 1/1250秒
上の画像とは別機体(着陸シーン/エンジン逆噴射中)です。


このX6i はメインスイッチがOFF-ON-MOVIEと、動画と静止画がよりシームレスな造り(iPhoneなどのカメラに倣ったかな?)。
便利そうで、実はちょっと面倒なことに気付きました(そのうち慣れるのでしょうけど)。
ONで暫く操作しないと節電のためオートパワーオフが働くのですが、その液晶に何も表示がない状態が「電源OFF」状態なのか「ONで落ちている」のか判別が付かず、次にカメラを構える際にスイッチを一弾押し込む・・・・OFFをONにしたつもりが動画モードに入る、といった操作ミスをしばしばやってしまいます。
やはり動画への切り替えは別のボタンが良いのでしょうね。


シーンインテリジェントAE(=カメラ任せ)を試してみます。
夕陽の反射に反応(逆光と判断)して内蔵ストロボが作動するため、ストロボ発行禁止モードを使いました。

●ANA Boeing B-777-200  ■280mm シーンインテリジェントAE ISO125 f/5.6 1/400秒
画面をどう判断したのかは知りませんが、ISOスピード(感度)を押さえる方向に制御されました。


●ANA Boeing B-737-800  ■280mm シーンインテリジェントAE ISO200 f/5.6 1/400秒

●同上  ■210mm シーンインテリジェントAE ISO100 f/5 1/400秒
737と言えば私が中坊の頃から飛んで来る機体ですが、翼もエンジンも、もちろんコックピットなど内部も最新のものにて再設計されており、昔のとはまったくベツモノなんですね。
昔のはもっとずんぐりして背も低く、パイロンを持たない葉巻型のエンジンが翼(もちろんウイングレットなんてありません)に直接引っ付いていました(愛嬌ありました)。
しかし顔の部分(ノーズやコックピットの窓のカタチなど)、垂直尾翼の形状などには昔の面影があります。


●ANA Boeing B-737-800  ■280mm シーンインテリジェントAE ISO200 f/5.6 1/400秒
同じ機体・・・・機体番号が「GIAN・・・ジャイアン?」に見え目を疑いましたが、あとで画像拡大して確認したら JA 61AN でしたw



さてだいぶ陽が傾いて参りましたが、場所替えです。
伊丹スカイパークを出て、千里川沿いの着陸ポイントへ。
早速また、ボーイング737-800が着陸してきましたが・・・・・あれ!?

●ANA Boeing B-737-800  ■280mm プログラムAE ISO800 f/6.3 1/640秒
なんか邪魔な丸い物体が!
進入灯はもちろん昔からありますが、ひとつだけ飛び出てる。。。

1個、でかくて邪魔なんですがぁ〜〜〜〜〜! (いつからだろ?)

カメラテストが目的なので、普段は使わない連写も試してみます。
Kissのくせに、イマドキのは5コマ/秒なんて性能なんですね。

まぁ連写(カメラの性能頼み)でシャッターチャンスを得られるか? というと微妙な速度かも知れませんが、連写した中から絵を選ぶというやり方以外にも、画像データの処理速度や、次のシャッターチャンスへのスタンバイが早いと言うメリットはありますね。
つーか、ホントに進入灯(大)が邪魔なんですが!!!

X2 → X6i で4世代進化しているカメラって事なんですが、新しいカメラに期待してしまうのは高感度の好感度。
照度が落ちてきた時の性能差はかなりあるんでしょうね。
もうX2が手元にないのでX6iとの直接対決(比較)は出来ませんが、ちょっと暗くなるとデジイチ(Kiss X2)よりもiPhoneのカメラのほうが上手く撮れるなんて事が実際に起こっていましたから。。。


●ANA Bombardier Q400(DHC8)  ■280mm プログラムAE ISO800 f/7.1 1/1000秒
しかしデジイチはデジイチですので、暗いシーンはそれなりに暗く処理されます(当然ですが)。
たとえばiPhoneのカメラだと、もう日が沈みかけているのに妙に明るく、昼間のように処理しちゃったりしますから。


●JAL Boeing B-777-200  ■280mm プログラムAE ISO800 f/5 1/500秒
機体側面にオレンジの光の帯が伸びてくる、このシーンが好きです。
タキシングウェイから離陸に向け旋回する機体に夕陽が当たるんです(これの動画撮っておくんだった!)。


●JAL Boeing B-777-200  ■280mm プログラムAE ISO800 f/9 1/1250秒
夕陽は、変に逆光補正しない方が色が出ますね。
逆にむしろ、ちょっとマイナス補正してやると良いぐらいです(今回は露出補正は使っていません)。


●ANA Boeing B-767-300  ■280mm シーンインテリジェントAE ISO500 f/4 1/400秒

●ANA Boeing B-767-300  ■280mm シーンインテリジェントAE ISO800 f/4 1/400秒
レンズは世代の古い70-200mm F2.8L IS USMで、しかもテレコンを併用ですが、照度が落ちてきてもX6i のピント合わせは良好です。
インテリジェントAEは焦点距離からシャッター速度を固定し、絞り値は開放でISOスピードを可変させていますね。

余談ですが、綺麗な丸い肛門を見せているのはボーイングB-767(B-777は左に寄っていびつな形状)。
767と777を見分けるポイントのひとつです。
この機体後端のケツ穴は何かと言いますと排気口で、中にはエンジンが入っています。
エンジンと言っても推進用ではなく、機内の電源供給とかメインエンジンの始動などに使う物です。


被写体が旅客機なので望遠中心になるのですが、X6i のキットレンズ(EF-S18-135mm STM)もここでやっと登場。

●JAL Boeing B-777(-200 か-300 か不明)  ■18mm プログラムAE ISO800 f/11 1/320秒
カメラと同時開発され、ボディとの相性がものすごく良いレンズらしいのですが、このレンズの活躍はまた後日(今日は1枚だけ!)。


午後7時、滑走路にイルミネーションが入りました。
今度は持参した三脚をセットして、動画モードを試します。
LUMIX GX1は動画でも絞り優先とか出来るので、たぶんX6i もいろいろ設定できるのでしょうけど、まだそこまで把握できていないので初期設定のまま、撮って出し状態(それをアドビ・プレミアエレメンツ11でYouTube用に変換してアップロードしたものです)。
動画も一切編集しておりません。
着陸してくるのはANAのB-777。 続いてANAのB-737-800が離陸します。

 

三脚固定、70-200mm+1.4倍テレコン(280mm/35mm換算約450mm相当)、ピント固定(待ちピン撮影)、音声はカメラの内蔵ステレオマイク。
バイクでの携帯を考えてスリックのカーボン三脚(+自由雲台)を愛用していますが、金網や進入灯との位置関係で三脚の足もエレベーターも目一杯伸ばした状況です(故に、カーボンの足がしなる)。
ちょうど頭上に航空機が来た時、カメラが左右に揺れていますが、風圧によるものです。
ジェットエンジンからの排気ではなく、着陸時に翼が地面とのあいだにある空気を圧縮するためだと思われます。
また、音声は周囲の見物者の喋り声や、上空を通過後に風切り音をかなり拾っています(内蔵マイクじゃこれ以上を望んじゃイケマセンか?)。

ちゃんとこういったシーンでムービー撮影するなら、まずは頑丈な三脚と、外部マイクを用意するべきですね。

同じ条件でもういちど(機材もまたB-777)。
ちょっとだけピントリングを手で回して居ます。

 

やはり頭上を飛行機が通過する際に画面が動いています。
喋り声、カメラのシャッター音、風切り音が酷いです。


ここまでの印象・・・・まぁ初日の手応えとしては悪くないですね。
Kissが入門機のレベルを超えているのは確かですし、更に磨きが掛かっている感じを受けます。
パソコンに取り込んで画質のチェックを行いますと・・・・ちょっと絵造りというか画像データの傾向が変わっていました。
デジタル一眼レフはEOS Kiss Digital-N、EOS Kiss X2(更に遡ってコンデジのPowerShot G2)と使ってきましたが、フィルム時代に好んで使ってきたフジのベルビア、プロビアと言った「こってり系」の鮮烈な色味ではなく、キヤノンのデジタルは薄味のスッキリ系でした(※PowerShotG1は濃い口だったみたいですが)。

ところが先日購入したマイクロフォーサーズLUMIX GX1が、それまで使い慣れたEOS Kissの絵よりもちょっと暗いトーンだったのに戸惑ったりしたのですけど、今回のX6i もGX1程ではないですがややトーンを抑えた感じに写ってます。
真っ白が真っ白じゃない感じなんですね。
「白飛び」させないのは撮影データとしては「有効」ですが、最近の傾向でしょうか?
これはあくまで推測に過ぎませんが、最近は画像の閲覧がスマホやタブレットだったりデジタルフォトフレームだったり、またはPCでも液晶ディスプレイが当たり前ですので、LEDのバックライトで彩度が上がることを加味しているのかな? なんて気もしています。


どっぷり暮れて、そろそろ帰り支度。
三脚をたたんで撤収中・・・・そこに飛んできたボンバルディア。


●Japan Air Commuter Bombardier Q400(DHC8)  ■280mm シーンインテリジェントAE ISO6400 f/4 1/125秒
1枚目はリサイズ画像、2枚目は等倍からの切り出し。
さすがにISO6400は厳しい感じで、拡大すると激しいノイズですが、それでもこんな薄暗い中で望遠レンズ(35mm換算450mm)で手ぶれせずに撮れてしまう、しかもオートフォーカスでピントを合わせてしまうなんて、やはり技術の進歩って凄いものがあります。


ふーん、感心、感心とか思いつつ車のところまで川沿いを歩いていると何か小さめのシルエットの機体が離陸準備に入りました。
X6i は70-200(x1.4テレコン)装着のまま肩に掛けていたので、ちょっと立ち止まってジェットのほうに向けてシャッターを・・・・


●ANA Airbus A320  ■280mm シーンインテリジェントAE ISO6400 f/4 1/100
さっきのボンバルディアと同じく、リサイズだけの画像と、原画の等倍切り出しです。
画質が荒いのは仕方ないとして、なんでこんな状況で写真が撮れるの!! 手持ち撮影ですよ。
※初期設定でISO感度の上限を6400に設定していますが、カメラ的にはISO12800まであります!

ホンットォ〜〜〜ニ 凄いですねぇ、今のカメラ。。。
さて今度は時間作れたら、キットレンズのEF-S18-135mm STMを装着して、バイクで出かけたいです。



     
Posted by xl1200 at 18:09│Comments(10)TrackBack(0)
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この記事へのコメント
最新のカメラってすげー。
最後の夜景の飛行機、手持ちなのにキレイに撮れてますね。
夕空の山に向かって着陸する機体、離陸待ちの機体、どっちもいいですね。
飛行機大好きです。前に厚木の近くに住んでいて良く見に行きました。見に行ったと言うか、見て、エンジン音を身体で感じてって具合で。その頃はデジタル一眼なんて無いので、基本見て、ちょっと写真撮ってくらいでした。飛行機いいなー。
Posted by e27 at May 21, 2013 19:59
す〜げ〜っ!
今度の新人やりますね。

今回の企画、大成功の内容と迫力ですよ。
いいなぁぁぁぁ。
Posted by 清山 at May 21, 2013 20:31
いいですね
ボケで入ってボケで終わって。
ちなみに、私は陸撮ほとんどしないけど
海ではWB当てにならないので現像の時に必ず合わすようにしてますが。
そうそう、飛行機は車や船と違いバイクと同じ曲がる方にバンクする乗り物ですね。
Posted by kimi at May 21, 2013 20:46
> e27さん!
最近の携帯電話のカメラやミラーレスのイージーさに舌を巻いておりましたが、イチガンも進化していますね。
こんなに楽になっちゃって、、、、って感じです。
厚木基地!
行ってみたいです。
私は伊丹発着の旅客機しか撮ったことがありませんで、でも戦闘機も好きなんです。
Posted by Gotaro@管理人 at May 21, 2013 23:43
> 清山さん!
新しいカメラと言ってもファイルが大きくなるデメリットが大きいんじゃ?
なんて予感もあったのですが、動画機能含めてなかなか「やってくれる」印象です。
4〜5年は使うつもりなので長期保証も入れましたが、良い買い物だったと思います。
Posted by Gotaro@管理人 at May 21, 2013 23:47
> kimiさん!
デジタルカメラの基本性能は何年も前に一定レベルに達してしまっていると思うのですが、それでも撮影者のアシストの面で前に進んでいますね。
私は水中写真は経験がありませんが、新しいモノは逆境に強くなっていると感じます。

> 飛行機は車や船と違いバイクと同じ曲がる方にバンクする乗り物ですね。
をを!!
言われてみれば! これは名言です。
Posted by Gotaro@管理人 at May 21, 2013 23:51
あっ、小さいボートはバイクと一緒のバンクした側に曲がるやった(笑)
Posted by kimi at May 22, 2013 19:38
Newウェポン投入おめでとうございます。
そして、レポートありがとうございます。

Gotaroさんと同じKiss Digital-Nを愛用中なのですが、
これはそそりますね。この数年での技術の進歩を
見せつけられました。

私もそろそろ機材を新調したくなってきました。
が、この2カ月で6本もレンズに投資してしまったので・・・
ボディの更新は当分先になりそうです。
Posted by Miki at May 22, 2013 23:21
> kimiさん!
を、、、確かに!!
Posted by Gotaro@管理人 at May 22, 2013 23:57
> Mikiさん!
業務用というのもあるので、買い時を探っていたのですがキャッシュバックキャンペーン(5/6まで)を使って買い換えてみました。
ライブビュー(+バリアングル)と「動画」がプラスされるぐらいの事と思ってましたが高感度特性の進化はものすごいです。
金欠なのでキャンペーン終了間際まで迷いましたが、買い換えて良かったです。

こうなるとレンズも欲しくなりますが、、、
しかし2ヶ月で6本ってすごいですね!!
Posted by Gotaro@管理人 at May 23, 2013 00:02
 ※名前以外の記入/ステハン等はお断りしております。
  ※公開されますのでご注意下さい(未記入・可)。