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May 07, 2013

折れたボルトの取り外し


先日、マフラー取り外し時に2本とも折れてしまったボルト。
北米マフラーに取り替えたので当面、直ちに必要の無いことではありますが、車検(今年の11月)の時には外した日本向け純正マフラーに戻す必要があるので、対策を探ってみました。 

リア側マフラー(サイレンサー)をブラケットに固定していたボルトが2本ともこの状態。
フロント側の2本は上手く外れたのですけどね。


さて、困った時はGoogle先生。
折れたネジの取り外しには、一般には「エキストラクター」と言う工具を使うらしい。

折れたボルトの中心に小さな穴を開けて、そこにこのドリルをねじ込んでいく。
ドリルは逆ネジ(逆タップ)なので、これをねじ込む=左回しとなり、どんどん(と言ってもゆっくりだけど)回していくとやがて折れたネジも一緒に左回し=緩む方向に回る、というカラクリ。

理屈を聞くと、あっ!なるほど!! と、目から鱗状態だったのですが肝心の工具の価格がピンキリ。
そこで商品レビューとか読んでみると、安いのは結構折れるらしい。
そして、エキストラクターが折れて残ってしまうと素材が固いので完全アウト、打つ手が無くなるみたいです。

商品としてのアレコレを調べるだけじゃ無く、今度はプロの書いた使い方とかポイントを読み漁ると・・・・ネジを締める時に(回しすぎて)折れた場合はエキストラクターで救済できる事が多いが、ネジを外そうとして折れた場合は失敗の確率がかなり高く、お奨めされてない!
「これで回るぐらいなら最初から折れたりしない」とか、「テーパー状のエキストラクターを入れていくとネジを外に広げるように更に圧迫するからますます固くなる」とか、言われてみればなるほど、そうかも知れない。。。

そして、持って置いても良い工具かも知れないけど、折れるのを嫌って高いのを選ぶと・・・利用頻度を考えると「う〜ん」。
純正のサイレンサー1本が、ヤフオクの相場を見ると5,000円ぐらい(接地や転倒でガリ傷があるとさらに安い)ですからね。
車検専用だからコンディション(見た目)はどうでも良いのだ。


じゃ、どうするか?
とりあえずボール盤があるのでほじってみましょう。
折れたボルトの取り外しの方法として、ドリルでネジに穴を開けていき、残った筒状のネジを最終的に壊していく方法もあるからです。
失敗すればヤフオクでサイレンサーを買えばいいや、ぐらいの気持ちで。

最初に細い刃で、徐々にサイズアップです。

難しいのは、なるべくネジのセンターに、しかも真っ直ぐドリルの刃を入れないといけないところ。
案の定、センターからずれてしまいました。

焦らずじっくり、でも大胆に(?)作業を進めていきます。
ネジの外壁というか、中空になったネジの強度が落ちるように、なるだけ大きめの穴を開けた方が良いみたい。
手持ちのドリルの刃のサイズの関係も有り最終的に5.5mm。
メスのタップまで掘っていないか心配な感じでしたが、外壁部をバイスクリップなどで挟んで回そうとするもブチブチちぎれてしまいます。
そこで、今度は駄目元で貫通ドライバーをハンマーで打ち込んで・・・・・おっ!!

じわーり回してみると、をををを、なんか上手いこと行きましたよ!!

同じ要領でもう1本も・・・

バッチグー!!

穴がセンターからずれており、メスのタップも一部が削られてしまった筈ですが、タップ自体(部分的に山が薄いとは言え)はまだ健在。
ボルトがちゃんと入るし、しっかり締めることが出来る模様です。

このあいだ買ったCRC 5-56も、こんなの使い道があまりないとか書きましたが今回は助かりました。
ドリルの刃の冷却に、ボール盤を回しながら吹き付けて使うには丁度良い。



取り出したボルトをマクロレンズで。
1本はご覧の通り、センターから外れたまま削りすぎで、恐竜の標本のあばら骨みたいになってます。。。

まぁともかく、めでたしめでたし。


    
Posted by xl1200 at 03:09│Comments(0)TrackBack(0)
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