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February 02, 2013

ウレタン塗料1本勝負(前篇)


久しぶりにペイント(自家塗装)ネタです。
Forty-Eight用のセンターリブ・フロントフェンダーを、市販の2液ウレタン塗料(缶スプレー)1本で黒塗り致します。 
過去の塗装ネタは[アクリル系塗料+仕上げにウレタンクリアー]でしたが、今回のフロントフェンダーは艶アリの黒なので、ウレタンの黒スプレー1本だけで塗装してみます。

フェンダーは最終試作品の[883R.jp]センターリブ・フロントフェンダー。

穴位置の決定やカットライン、一部形状変更箇所の指定などに使った物で、取り付け穴は何度も修正して大きくなっていますし、作業に伴って細かな傷やペンによる書き込みがありますが、自分用に製品版の新品を下ろすのも勿体ない話なので、コイツを塗装で仕上げてマイForty-Eightに取り付けようと思います。


昨日(2/1)までの作業・・・・まずは、足付け。
ツルツルのゲルコート表面では塗料の食いつきが悪いので、サンドペーパーで表面全体に細かな傷を付ける作業です。

ラッカーやアクリル系塗料ではこの足付けは必須ですが、ウレタンの場合はゲルコートにそのまま吹いても大丈夫と言われています。
でもまぁ、やらないよりやったほうが良いでしょ? 傷隠しにもなるんだし。 ・・・って事で600番の耐水ペーパーで全体を水研ぎします。
表面の艶が無くなればオッケーでしょ。

続いて脱脂ですが、これもアクリル塗料では重要ですが、ウレタン塗料では指紋などの油が少々残っていても大丈夫みたいです。
だから適当に、お湯でサンドペーパーのカスなどを洗い流して、サッとパーツクリーナー吹き付けて拭き取っただけです。

足付けしたFRPゲルコート表面は、濃色ならそのまま塗装可能。
下地が透ける淡い色や、メタリック、キャンディカラーなど必要に応じてサフェーサーを吹きます。


塗装ブース、なんて偉そうな設備は当然無いですので、物干し竿にフェンダーを吊って、周囲をドカシーで囲ったいつもの戦法。
塗料が飛ばないようにと、風よけですが、ウレタン塗料は毒性が強いので四方を囲ってしまうのは危険だと思います。

フェンダーは、針金のハンガーを1個潰して画像の感じにしました。
ちなみに純正のフロントフェンダーの後端にひとつ小さな穴が空いてるのは、これも塗装の為だと思われます。

今回使用する塗料はデイトナ製。
同様の2液タイプはクリアーはソフト99からも出ていますが、黒はたぶんデイトナだけだと思います。
上下に蓋があり、下部の蓋を外して鉄芯を押し込んでやると缶の内部で2種類の溶剤が混ざるという構造。

まず缶を振って、カラカラ音が聞こえてから30回ほどシェイクし、下側の蓋を外して鉄芯をコンクリートなどに押し込みます。

鉄芯を押したら缶を上下逆にひっくり返して10分放置(2液が混ざって化学反応が始まるそうです)。

10分後、使用前にもう一度缶をシェイク(30回程度)。
吹きつけはアクリル塗料と同じで対象物(フェンダー)から30cmほど離して行います。
アクリル塗料だと初回は本当に薄〜く噴霧って感じですがウレタンは最初からある程度厚塗りで行きます。

サッと一度塗りしただけでもヌメッと光沢。  流石はウレタン塗料。

※ウレタン塗料の塗膜がゴツイのは、塗料と硬化剤が化学反応してそのまま[固まる]から。
アクリル塗料は揮発して乾かすので、塗膜が薄くなります。

裏面も一応、塗ります。

紫外線を受ける事も少ないので裏は適当で良いのですが、FRPの切断面が白っぽいと格好悪いので、おもに縁を狙って吹く感じです。
また、センターリブ・フロントフェンダーの場合は先端部がめくれ上がったようなデザインになっており、ここは車体に装着しても見えてしまうので、ちゃんと塗っておきましょう。

弊社センターリブ・フロントフェンダーは裏面に平織りのガラスクロスを1プライ貼っていますが、強度を出す目的と言うよりも、めくれ上がったセンター部の内側が露出する事への対処です。

一度塗ったら10分ほど置いて、再び重ね塗り。
ウレタンなら2度塗りで充分と言われてますが、2回目に結構塗料が垂れたりしたので、それを誤魔化す意味合いも込めて3度塗りしました。

それも垂れた跡とか見えますけどね。
アクリルなら、垂れたらサンドペーパーで修正して・・・・って出来ますが、ウレタン塗料は材料の特性上、途中で修正できません。
垂れても、ゴミが引っ付いても、最後まで塗りきってしまいます。
修正は後日、完全硬化してから。
3度目も塗ったのは、ヤスリでの修正が必要になったので安全マージンを稼ぐ為に更に塗膜を厚く、です。


1本3,000円弱する塗料ですが、スポーツスター用のフロントフェンダー1個塗ったぐらいじゃまだずっしり手応え(残量)がある感じです。
鉄芯を押してしまったら12時間ぐらいで硬化してスプレーできなくなります。
そう、使い切りなんですよね、2液ウレタン塗料は。

貧乏性の私、勿体ないから残った塗料でなんか塗る物無いか? と探し回ったのだけど、黒塗りすべき物体は見つからず、でした。
XL1200Sのフレーム(シートの左右)が剥げているんだけど(たぶん旧エボスポーツの定番老朽箇所)、急遽マスキングするのも大ごとなので今回は見送り〜。

そうこうするうちに、ポツポツと雨が落ちてきたので撤収しました。



今日(2/2)午後から日差しが出てきたので軒下から陽の当たる場所へ。
日光が当たるほうが硬化促進出来る筈ですから。

あとは修正と磨きなんですが、塗料が完全に硬化するのを待ってから。
数日、放置しようと思います。
ちなみに、FRPは高熱で変形しますので、焼き付けは行わず自然乾燥を推奨します。

・・・・続きはまた今度。


なお、スポーツスター48用センターリブ・フロントフェンダーですが、現在販売中の黒ゲルコート仕上げに加えて、ブラックペイント済みも近日ラインナップ致します。
※製品は私の自家塗装では無く、専門業のところに外注してます。(念のため)



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新製品 好評発売中

[883R.jp] センターリブ・フロントフェンダー(黒ゲルコート)/Forty-Eight(XL1200X)専用: http://883r.jp/SHOP/01-048gbk.html


  
Posted by xl1200 at 23:43│Comments(0)TrackBack(0)
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