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August 26, 2009

朝からペイント

秋がすぐそこに来ているのか、比較的過ごしやすい朝だったので、昨日足付け作業をしたビキニカウルに缶スプレー塗料(MCペインター)を吹いてみました。 
(続き)
ペイント開始の前に、2年前と同じような簡易塗装ブースをでっちあげます。
物干し竿からドカシーを吊り下げて囲っただけの出鱈目なものですが、周囲を汚さないだけではなく、カウルへの日光の直射と風よけ、埃よけになります(所詮、屋外作業ですからゴミ、埃は付いちゃいますけど)。
あと床(地面)から埃が立つのを抑える為に作業前に水を蒔くと良いでしょう(※湿度が上がるので本当は良くないかも知れません)。
ドカシー(ブルーシート)は100円均一ショップでも売ってます。
以前タンクを塗るときは段ボールでスタンドを造りましたが、今回はもっと簡単な方法・・・・針金のハンガーを曲げて造ったフック(?)で、カウル底面のドリル穴を使って吊します。
缶スプレーの塗料の場合、水平より下方向に向けて噴霧してもガスが軽いからか飛散してしまい上手く塗料が載りませんので、このような形状の対象物はテーブルに平たく寝かせる様な置き方よりも、垂直方向に立てた方が塗料の無駄も少なく、塗りやすいみたいです。
ハンガーの曲げは[適当]にやり、カウルを幾分か左右に回転できるようにしました(側面を塗りやすいように)。
※たとえばHD純正のフロントフェンダーは一カ所、丸穴が開いていますが、これもおそらくペイント時に吊す為のモノと思われます。

塗料を吹く前に[脱脂]ですが、ワックスオフ等で拭き取るのが正攻法みたいですが、中性洗剤とぬるま湯で洗い流すのでも良い様です。
ただ今回は足付けしたFRP表面にダイレクトですから、手っ取り早くパーツクリーナーで表面を拭き取って誤魔化しました(手抜き)。

缶スプレーをカラカラと良く振って内部の撹拌と同時に内圧を高めます。
最初はとにかく薄く吹き付け・・・・対象とスプレーとの間隔は20〜30cm程度で、対象物に向けてスプレーのボタンを押すのではなく、何もないところに向けて噴射、そのまま一定速度で対象物の前を通過、対象(この場合カウル)を通り過ぎてからボタンを放す、と行った具合。
対象に向けた状態でボタンを押して噴射し始めたり、折り返したりするとその部分がスポット的に濃くなり、色ムラの原因になりやすいです。
まんべんなく全体に吹いたらいったん休憩(5〜10程度放置して乾かします)。
このインターバル時に塗り残しが無いか確認。
ちなみに塗膜は何ミクロンというレベルですから、最初のスプレーでは足付けした際の(水研ぎの)細かい擦り傷が見えていますが気にしなくて良いです。
1回目は(塗り手の感覚の)テスト的な意味合いや、勘を取り戻す要素が強いですね。

ここで・・・・(ちょっと順番が前後するかも知れませんが)サフェーサーはどうしたの? って思われた方もおられるでしょうね。
通常、塗料を塗る前に下塗りとして[サフェーサー]を吹きます。
しかし今回は「なるべく手軽に、安く」塗装をする為にサフェーサーは省きました。
これは色にもよりますので要注意。(明るい色やメタリック、パール、キャンディカラーなど)サフェーサーの上から吹かないと色が再現できないものもありますので先に確認してください。
参考までに今回使用するデイトナMCペインターの「チタニウム・メタリック」はサフェーサー無しでも色が再現できるみたいですが、タンクに使っているパールホワイトはシルバー系サフェーサーの上に重ねないと色が成立しません。

さて話を戻しまして・・・・2度目の吹き付け。
手順は1回目と同じで、均一に、薄くて良いので重ね塗りします。
ここで・・・・先に私はカウルを裏返して内側(裏側)を一吹きしました。
裏は黒ゲルコートの地のまんま、あるいわ艶消しの黒などを吹くのが理想でしょうけど、断面(カット面)が塗ってないと手抜き感が出ますので、フチに色つけする意味もあって裏にも吹きました。
ただし裏面は今回だけ。
厚塗りする必要ないでしょうし、以後重ねて塗っていくと表に回り込んでムラを生じる可能性もありますので。
乾く前に表の2度目も吹き付けて、また10分ほど乾かします。

つまり、その薄塗りの繰り返しにより塗膜を乾かしながら厚くして行くワケですね。
一度に厚く塗るのは技術的にも難しいですが、表面が先に乾いて中がなかなか乾かないなんて事にもなりますから、根気よく薄塗りを繰り返すのです。

3回目は「本塗り」というか、今までよりはちょっと厚めに吹いてみます。
塗料を厚く吹いた方がヌメヌメと光沢が得られやすいのですが、やり過ぎると塗料が垂れてしまいますから、「タレる直前ギリギリまで厚く」なんてプロの真似はせず、厚塗りと行ってもほどほどに。
垂れたら・・・・乾かしてサンドペーパーで削って、最初っからやり直しです!

まだ缶に塗料が残っていましたので、10分ほど置いて4回目の吹き付け。
更に塗膜を厚くしていきます。
が、さすがに180ml缶の塗料は4回目で使い果たしました。
※黒ゲルコートのこのカウルに濃色を塗る場合、180ml缶1本で丁度でしたね。
缶スプレーの最後(断末魔?)はブシュブシュ!と粒状の濃い塗料で汚す事がありますから、ガスの圧力や噴霧の感触が変わったらそこで終了しましょう。

ここまで来ると色は充分に乗っており、ペーパーで擦った跡やゲルコート表面にあった細かな傷も塗料に埋められてもう見あたりません。
割と表面はザラザラした感じで光沢も半ツヤ状態ですが、この段階で重要なのは色が出ている事であって、光沢は後にクリアーを吹くので気にしなくて良いでしょう。
※表面のザラザラを研磨してツルツルにすれば光沢は得られますので、「色によっては」塗膜が十分な厚みなら塗料の表面を目の細かい耐水ペーパー(#1000〜2000番)で擦り、仕上げ用の細目コンパウンドで磨く事でも仕上げる事も可能です。
しかし、メタリック系塗料はヤスリ掛けすると色ムラが出ますので研磨は御法度。
故に、上からクリアーを拭いて、クリアー塗料の表面を磨く事になります。

着色が完了したら乾燥させます。
表面が乾いたらそのままクリアー吹いても大丈夫、という人もあれば、次の行程まで1週間ほど置いた方が良いという話もありますので、この辺りは「正解」がよく解らないですが、とにかく暫く次の行程まで放置します。


夕方。
とりあえず表面は乾いて手で(軽く)触っても大丈夫な状態でしたので、バイクの所に持って行って色が合っているのか確認してみました。
んんん〜ビミョウに色味が違うような気もするけど、クリアー吹いてないからかなぁ?
ちなみにタンク側はシルバーのサフェーサー、パールホワイトなどと重ねて塗っているのですが、何故か黒ゲルにダイレクト噴射のカウルの方が若干、色が薄い(明るい)ように見えるのは何故だろ???
まぁ極端に色の違いがあるわけじゃないですけどね。
このビキニカウルにクリアを塗るのは後日(一週間も置く必要は無いと思うけど)。

完成が何時か判りませんので、そのあいだ車体には最終試作品(白ゲルコート)を取り付けて代用します(全塗装にはこの白ゲルを使う手もアリですね・・・・傷が多いからパテ盛りとかも必要ですが)。

つづく >> クリアに行かないクリア塗装: http://blog-883r.jp/archives/51882669.html


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Posted by xl1200 at 23:48│Comments(0)TrackBack(0)
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