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October 22, 2008

2008 北海道ツーレポ #06-2

またまた2部構成です・・・・根が生えかけた美馬牛をやっと出発したものの、まだ富良野界隈だたりしますが。。。 

●9月11日(木)午後の部

ちょうどお昼を廻ってお腹も空いてきました・・・・・ここはやはり富良野の新名物、「オムカレー」ですかね。
ガード下をくぐり、これまた久しぶりのJR富良野駅前へ行ってみます。

♪♪ぁあぁ〜〜〜ああああ ぁあ〜・・・ん!? かつて毎日毎日、朝から晩まで脅威のヘビーローテーションで駅前のスピーカーから流れていた、さだまさしのあの歌声が・・・無い!!(それに負けない大音量だった駅前横断歩道の“パッ、ポー”という音も)
噂には聞いていましたが、富良野駅前の変貌にはビックリというかガッカリというか、まぁ時間は流れているんですよねぇ。
今さら「北の国から」のテーマソングなんて、と言うことらしいです。
なによりビックリしたのは駅の向かいにあった古びた商店街がゴッソリ無くなって、ホテルとか「北の国から資料館」が建っているし、ブルートレイン(ライダーハウス)は撤去されて噴水とか出来てたり、喫茶店とコインランドリーがあった側はスカッと何にも無い。。。
それで垢抜けた訳でもナシ、9月とは言え昔ほど賑わっている訳でもナシ・・・・いやぁ建物は軒並み新しくなっているのに人がぜんぜん居なくて何かシックリ来ない・・・・この再開発って果たして正解なのでしょうかねぇ???

さて気を取り直して「オムカレー」です。
かつて富良野でカレーと言えば「唯我独尊」さんが有名で、スパイシーなカレーは今でもファンが多いことでしょう。
ところで数年前から富良野で始まったのが「カレーの町」としての名物造り。
ジャガイモ、タマネギ、ニンジン、アスパラ、チーズ・・・・考えてみれば地元の食材を生かして作れるカレーはこの町の名物として打って付け。
さっそく流行りのスープカリーを出すお店が沢山出来たのですが、スープカリーは札幌が起源だからと考えたのか(?)富良野独自のオリジナルカレーとして新たに「オムカレー」が開発されたのです。

・・・・駅の観光案内所で富良野オムカレーのパンフレットを貰ってきました。
オムカレーをメニューに載せているお店が10軒案内されていますが意外と駅前は3軒で、大半は北の峰に集中している模様。
このパンフに書かれている「富良野オムカレー」の6ヶ条は次のとおり。
  ・第1条:お米は富良野産を使い、ライスに工夫を凝らす。   ・第2条:卵は原則富良野産を使い、中央に旗を立てる(!!)。
  ・第3条:富良野産のチーズ(バター)もしくわワインを使用。   ・第4条:野菜や肉、福神漬(ピクルス)なども富良野産に拘る。
  ・第5条:富良野産の食材に拘った一品メニューと「ふらの牛乳」をつける。   ・第6条:税込み1,000円以下で提供すること。
 

手っ取り早く駅からすぐの「Yamadori」さんへ行ってみますが・・・・営業時間中なのに鍵かけて留守してるし・・・・何というやる気無さ。
次に近くにある「まさ屋」さんに移動します・・・・もちろん、注文は「オムカレー」(\1,000-)。
まさ屋さんバージョンは・・・「豚トロ」が付くことと、赤ワイン入りデミグラスソースを混ぜたカレー、バターライス。
この内容から想像出来るかも知れませんが、プレーンオムレツが乗ったハヤシライスって感じですねぇ・・・美味しいことは美味しいのですが、はっきり言ってこれは「カレー」じゃ・・・・そう、カレーらしい辛さ、スパイスの効いたパンチがまったく無いんですよ(お子さんには良いかも)。
お店ごとに仕様は異なりますし、好みの問題かも知れませんが「辛くて美味いカレー」を期待すると「オムカレー」は肩透かしを喰らいます。
まぁ話の種にはなりますが一般的に考える日本風のカレーライスとは「別モノ」と考えた方が良いでしょうし、地元のジャガイモやニンジンがゴロゴロと入ったスープカリー路線のほうが富良野名物としては正解だったのでは。。。
6ヶ条にあるとおり「ふらの牛乳」が付いてきますが、濃い牛乳が苦手な人はこれを別の飲み物に変更してくれるそうです。
しかし「ふらの牛乳」も飲みたかったので、これと別でアイスコーヒー(280円)も注文。
ちなみに「まさ屋」さんは鉄板焼きがメインで、「炎のスペアリブ」「塩焼きそば」などがお奨め料理とか・・・・お店は凄く良い感じだったので、次回はオムカレー以外を注文しようと思います。

これから向かう糠平のユースホステルを予約して、13:20に出発。

ふたたびJRガード下を通り、昔よく利用したホクレンで給油(127.4km/5.7リットル)。
真っ赤な実を付けたナナカマドを横目に鳥沼公園方面に走り、斜線道路を越えて道道253号線で八幡丘〜麓郷方面に向かいます。
以前は一直線のドン突きをそのまま真っ直ぐ突き抜けて砂利道の急勾配を登っていきましたが、キャンプ場跡付近からの新しい迂回ルート(整備された舗装路)が出来ていました。
・・・・・あ、鳥沼小学校にもう一度寄るのは忘れてしまった。
八幡丘近辺もドラマや映画、CMのロケによく使われる場所で、画像の一本の木はNHK朝ドラ「春よ、来い」のオープニングにてユーミンの歌をバックに風に揺れていた木で、このすぐそばには「北の国から」で純と蛍が通った小学校(中の沢小学校分校)ロケ地が残っています(現在は地元の公民館的な使われ方?をされている模様)。

更に進むと「にこぷんハウス」こと「三好牧場」さんがあるのですが、道路がカーブしているうえに手前にビニールハウスまで建てられており、オープンセットの小屋が見えるアングルは凄く限られています。
その為、カメラを構えている私に気付いたレンタカーが何台かブレーキをかけるのですが、クルマが停車した場所からは何も見えないのですぐに走り去って行きます(笑)。
以前もブログに書きましたが、ここはあくまでオープンセット、巨大な盆栽みたいなもので、この景観は作り物(売り物)です。
テレビCMや紙媒体などで登場しますが、とりわけ有名だったのはNHKの子供番組「にこにこぷん」にて番組キャラクターの家としての起用。
クライアントの要望に応じて都度、小屋の屋根、壁は色を塗り替えられますが、現在は壁が白、屋根が赤・・・・しかし何時からこの状態のままなのか、屋根や壁はかなり痛んでいました。
素晴らしい景観ですが、小屋の色替えだけじゃ広告関係の需要が減っちゃったかな???
入場料取ってこの景色をバックに記念写真を撮るとか、お土産品、ポストカードの販売などもっと有効利用出来そうな気もするのですが、手入れされずに色褪せた小屋が勿体ないなぁと感じました。

麓郷の森(テレビドラマ「北の国」からのセットがたくさん置いてある、バスツアーにもよく組み込まれている観光スポット)はスルーして、そのまま道道253号線を南へ進みます。
麓郷の交差点から西達布方面へと道道を南下して行くと、八幡丘付近よりも起伏の急な丘が連なりますが、畑の色合いなどちょっと時期が悪かったみたいです(7〜8月だとヒマワリとかラベンダーもあり面白いのですが)。
ここも他にクルマもバイクも殆ど走っていない、しかしよく整備された快走路です。

・・・・斜線道路やここの道道、千望峠のある富良野の裏道などを上手く繋げば美瑛〜かなやま湖の近くまで、取り締まりと交通量が気になる国道を殆ど使わずに(しかも圧倒的に素晴らしい景観を楽しみながら)走れると言う事なんです!


さてここからは幹線道路で「移動」に徹する感じになりますが、苫小牧へ向かう国道273号と分岐したあとの国道38号線は流れが良いです。
南富良野町、幾寅(いくとら)の交差点を国道なりに直角に曲がると・・・・映画「鉄道員(ぽっぽや)」ロケセットの案内看板を発見・・・・あぁ、これも昔は無かったスポットですね〜。
夕張で「幸福の黄色いハンカチ公園」に寄ったのですから、「高倉健つながり」でここも観て行きましょうか。
映画「鉄道員(ぽっぽや)」は1999年の作品(原作:浅田次郎「鉄道員」〜直木賞受賞作、監督:降旗康男、キャスト:高倉健/大竹しのぶ/広末涼子/吉岡秀隆/安藤政信/志村けん/田中好子/小林稔侍 ほか)。
舞台の幌舞駅は北海道ローカル線の終着駅という設定ですが、実際のJR駅(幾寅駅〜ただし終着駅ではない)を改装して使用。
その駅前の広場にロケセットの「だるま食堂」「床屋」と半分にカットした気動車(キハ40)を、駅舎内に衣装、小物などを展示していました。
他に観光客もなく、駅前の広場は地元の子供達の良い遊び場所になっています。
さぁ、気付いたらもう15:30、真面目に東へ動かないと!!

国道38号線を進み、狩勝峠でちょっと缶コーヒータイム。
ちょっとガスって居ましたが、なかなかの展望・・・・それよりもだいぶ太陽が傾いてきてますね(16:00ごろ)。
そのまま国道を(お蕎麦で有名な)新得まで進み、鹿追までは道道でショートカットします。
・途中で給油(99.8km/3.70リットル)。
国道274号線を北上し、瓜幕からは道道85号線で然別湖畔を通り糠平温泉方面へ。

山間部の日没は早く、しかも然別湖畔の狭いクネクネを抜け、更に糠平湖まではひたすらワインディング・・・・チキウ岬〜支笏湖の時の悪夢をまた繰り返しているかのような錯覚を憶えながら、ワインディングを楽しむよりは淡々とコーナーをクリアして行く感じでした(寒かった)。
ようやく糠平温泉へ到着したのは・・・・それでもまだ17:40でしたけど、北海道ではもっと早い時間に宿に着ける段取りの方が良さそうですね。

この日は「東大雪ぬかびらユースホステル」泊。
翌日の雨の予報もあったので、最初から2連泊で手続き。
「0円マップ北海道」のクーポン券を使い、2泊x2食付きで\11,260-。
近年改装されたらしくとても綺麗な宿で、夕食の皿の数には圧倒されました。
更に、食後にデザート(この日はアイスシャーベット)が付きます。
綺麗な檜風呂は温泉が引かれ、ロビーの床にも温泉で床暖房!

ここで、舞鶴からのフェリーで同じ二等船室だったヘリテイジ・クラシックに乗るライダーさんと、美馬牛リバティ初日に一緒だったレンタカーでひとりで廻って居る女性(美瑛・青池へのアクセス方法を詳しく教えて頂きました)と再会します。

夜はミーティングというか、ペアレントさんによる糠平近辺の観光情報(スライドショー)があったり、食堂と談話室にはコーヒー・紅茶が無料で置かれおり、くつろげる宿です。
YHの標準である二段ベッドではなく、部屋は和室でした。

・この日の走行距離: 241.9km。

>> Googleマップ(広域)

<つづく>
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●FURANO CURRY NET: http://curry-net.jugem.jp/
●富良野 まさ屋: http://furanomasaya.com/
●「北の国から」資料館: http://www.furano.ne.jp/souken/kita/top.html
●鉄道員(goo 映画): http://movie.goo.ne.jp/movies/PMVWKPD31599/
●東大雪ぬかびらユースホステル: http://www.d1.dion.ne.jp/~nukabira/
Posted by xl1200 at 01:20│Comments(8)TrackBack(0)
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この記事へのコメント
YHも捨てたもんじゃないですね、夏のシーズンを少しズラせば
快適ですね。
ズラしても道内4泊が精いっぱいです、定年後の楽しみとして残して
おきます。
青池、この間TVでやっていました、知りませんでした。
次のレポート楽しみにしております。
Posted by 風ささき at October 22, 2008 20:01
こんばんは、超・超・超おひさしぶりですw
Gotaroさん、いつの間に私を差し置いて(笑)
北海道に放浪されていたのですね。
美瑛・富良野方面は私の北海道デビューの地なので
非常に当時の事を懐かしみながら拝見させて頂きました。
ところで美馬牛リバティに宿泊されたのですね。
私が利用した当時にポテトとチップという2匹の犬がいたのですが、
彼らはまだ健在でしたでしょうか?
『鉄道員』のロケ地もまだ健在なのですね。うわっ、懐かしすぎる!
スミマセン、北海道ネタになるとつい熱くなってしまって(^^;;;
では、続き楽しみにしてまーす♪
Posted by リサ at October 23, 2008 00:16
> 風ささきさん!
今回はYHばかり使いましたが、一昔前と違って何処も頑張ってくれていますね。
てっきりリバティに端を発した北海道ならではの展開だと思ってましたが、他のホステラーさんらの話を聞くと本州でもかなり待遇の良いYHが増えているみたいです。

> ズラしても道内4泊
的を絞れば4泊でも十分ですw
私は仕事終わってから伊丹→羽田→千歳(ビジホで1泊)、レンタカーで1日美瑛、千歳→羽田(浜松町一泊)→伊丹
なんて強攻策をやったことさえあります(爆)。

> 青池、この間TVでやっていました
ありゃりゃ、これで旅行会社も嗅ぎつけてしまったですかね。
「美瑛」「青池」での検索で来られる人が増えたのもその影響でしょうか。
Posted by Gotaro@管理人 at October 23, 2008 02:19
> リサさん!
そうですねぇ、いつの間にか(感覚的には、自分でも知らないうちに?)北海道へ行ってきました。
バイクツーリング系の雑誌などでは「北海道は終わった」的な記事がもはや普通になってしまってますが、なんの事はない、やはり昔が異常だったのでしょうね。
確かにオートバイは減りましたが、富良野も美瑛も基本的には昔のままでした。
今回リバティは4泊しましたが、2匹の犬というのは見かけなかったです。
Posted by Gotaro@管理人 at October 23, 2008 02:25
再びのカキコです。

拓真館の裏手の赤屋根の小屋、数年前の台風で柱だけになってしまい改修されたのです。
ピッコロの小屋?は、丘の上に建物が出来てから管理がされていない洋にうかがえますが、どうなのでしょう。昔は、小屋まで歩いて入れたのですが、有名になってから規制されてしまいました。

確かにここ数年、ツーリングライダーは減りました。
それは北海道人気でなく、バイク販売数と同様にライダーが少なくなっているのかもしれませんね。

また来ます。
Posted by カネゴン at October 24, 2008 09:40
> カネゴンさん!
情報ありがとう御座います!
赤い屋根の小屋は台風で吹き飛ばされましたか (*_*)
古い話ですが、拓真館の北側の白い小屋は積雪で屋根が落ちましたしね。。。やっぱ過酷な環境ですw

三好牧場さんは酪農が本業なので小屋の方は依頼がなければ(無駄な経費を使わずに)放置で問題ないのでしょうけど、次に使う時は屋根も壁も色塗りだけじゃなくて補修が必要そうです・・・・一番最後に見かけたのはハウス北海道シチューのCMでしたが、今のトータス松本さんのバージョンでは出てきませんね。。。
私は1988年より前のことは知りませんが、20年前には既に立ち入り禁止でした(つか、私有地ですよね)。
撮影に関してうるさくなったのは後のことみたいですが、今の状況を見ていると逆に一般開放して、ついでに記念品や乳製品を直販してしまう方が儲かりそうな気もしますが(笑)。
毎年、色が変わればリピーターも出るんじゃないでしょうか。

> ツーリングライダーは・・・・北海道人気でなく
大型車はたくさん売れていて、週末になると高速のSAや道の駅などではむしろ昔よりもオートバイで溢れています。
が、若い人が乗らなくなったから“週末だけ”の光景になりましたね。
北海道を廻るには長い夏休みが取れないと厳しいから、今のような状況なのでしょうけど、これからは団塊世代など退職組が増えたりして!?

長期滞在者が激減していますが、鳥沼や米原でバイトしながら過ごしている方が、今のネットカフェ難民より遙かに建設的だったのかなぁ、なんて事も思います。
Posted by Gotaro@管理人 at October 24, 2008 11:27
ピッコロ小屋?(笑)
あの当時は立て看板も何もなく、私が勝手に入っていたかもしれませんね、
反省です。

鳥沼もライダーが消えてしまい(消されてしまい)、当時を懐かしむことに。
あそこから畑に働きに行っていた若者は、今どのような思い出とともに仕事しているのでしょうね。

ではまた(^O^)/~
Posted by カネゴン at October 24, 2008 14:21
> カネゴンさん!
昔はあまり口うるさいこと言われなかったですものねぇ(私も小屋の真ん前まで行ったことあります・・・時効と言うことで・笑)。
立ち入り禁止の札はゲートに貼り付けてあったと思います。
しかし道路側のそのゲートはいつも開けっ放しでしたけど。

立ち入り禁止と言えば、美瑛はちょっと過敏になりすぎている印象ですが、そんなにマナーが低下しているのでしょうか???
・・・最近は旅行者の半数が外国人ってところが問題なのでしょうかねぇ(コミュニケーション取れませんから)。
殆ど「観光客=病原菌」みたいなキツイ表現の立て札も見られ、ちょっと不愉快な感じもしました。
Posted by Gotaro@管理人 at October 25, 2008 00:03
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