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October 09, 2008

2008 北海道ツーレポ #03-2

あまりのボリュームになってきたので分割しました。
さて、ガスった蝦夷富士を背後に見ながらちょっと休憩というか、地図を広げてルートを検討します(なにせ気の向くままの無計画ツーリング)。 

●9月8日(月)のつづき

今回は実に久しぶりの北海道ですが、このツーリングマップルの縮尺は把握しにくいですね(北海道版のみ縮尺1:200,000)。
例えば最北端に向かうならほぼ直線なので距離で時間が計れますが、内陸のクネクネした道路になると所要時間がまったく読めません。
まぁなるようになるでしょうけど、羊蹄山からだと最寄りはまず洞爺湖ですか。
さすがに道南へ廻る予定は無いが(森のいかめしだけは食べたいけど・笑)、洞爺湖から進路を東でまっすぐ支笏湖方面じゃなくて、神威岬の敵討ちも含めて室蘭・地球岬に寄ってみることにします。
そしてそこから北上して支笏湖付近が手頃かなぁ・・・・とガイドで支笏湖付近の宿をチェックすると、あぁ、そう言えばフェリーでも教えて貰った評判のライダーハウス「モーラップ樽前荘」があるじゃないか!
本来ライダーハウス否定派なのですが、綺麗なログハウスで管理者が居て、料金設定も安宿とライダーハウスの中間みたいな設定なのが気になるところで、しかも評判が良い。
そこで電話にて営業の確認と、夕食の関係もあり予約を入れてみますが、名前を聞かれただけで「夕食のジンギスカンは毎日6時半からなので、食べたい場合はそれまでに来て下さい」と言う程度の、でも丁寧な対応でした(まぁ、旅館じゃなくてライダーハウスですし)。

午後のルートの骨格が出来たところでとりあえず洞爺湖へ。
この頃から時々ギアをニュートラルに入れにくくなってきますが、毎回では無くちょっと変な感触・・・・久々の遠出だからでしょうか??

国道276号線を喜茂別町からは230号線に乗り換え留寿都方面へ、道道66号で洞爺湖畔(北側)へ降ります。
すると辿り着くのがとうや中央公園・・・・湖畔の「公園」なのでキャンプ場では無かったのですが、昔はすぐ隣に駐在所があり、断った上で何度か利用させて貰いました(トイレと水道が確保出来、対岸の温泉街の花火まで観られる好ポイント)。
その後(wyattさんのブログで知ったのですが)この場所は正式にキャンプ場になった模様。
この日も何張りかテントが建っていました。
懐かしいと言えば公園の端にある藤棚!
実はある年、ここでキャンプ中に大きな台風が上陸し、十数人居たバイク乗りたちのテントを藤棚の下に集結。
背の高いホームセンター系テントを中央付近に、周囲を登山用やツーリング用の背の低いので囲むようにして流線型のひとかたまりにして難を逃れたことがありました。
14年ぶりの北海道ツーリングですから、ついついノスタルジーに浸ってしまいます。

洞爺湖の中央公園を出発したのが午後2時半ごろ。
湖畔の細い道を反時計回りで南下、チラチラ昭和新山の赤い山肌が見えており寄ってみるも、バイクを停めるにも料金を取るというので駐車場のそばで記念写真だけ撮ってスルー。
この山、夕陽にでも照らされたら凄い景観かも知れませんね・・・・またの機会に。
道道703号〜国道453号で今度は太平洋岸に。
幹線道路の国道37号線を室蘭に向けて南下し、美しい白鳥大橋(自動車専用道/無料)を渡ってチキウ岬(地球岬)方面へ。
しかしこの橋を渡ったあたりからストップアンドゴーが増えるのですが、ここでオートバイの不調が顕著になってきます。
どうもカラカラ、シャリシャリ音が出ているのはプライマリーケースからで、ニュートラルに入らないのと関係がありそうです。
う〜〜ん困った・・・けど走り出せば問題ないし、とりあえずそのまま行くしか無いか!?

そんな気掛かりもありますが、実は初めてのチキウ岬。
ルートとか時間帯とかいつもタイミングが悪くて、何故か一度も室蘭の半島へは渡ったことが無かったのです。
う〜ん、ベタな観光スポットですが、コレはやはり値打ちありますねぇ〜〜〜水平線が丸く見える、と言う話も事実のようです。
積丹ブルーとはまた違った青々とした太平洋と白亜の灯台のコントラストが素晴らしいです。
なんか結構お日様が傾いている感触ですが・・・・もう16:20ですか・・・・そろそろ支笏湖に向けて出発しましょう。

国道36号沿い、幌別のガソリンスタンドで峠に入る前に給油します(134.0km/5.3リットル)。
道道782号〜道道2号〜オロフレ峠・・・・ここから羊蹄山が見えるそうだが、霧が深くてそれどころじゃ無いですorz
ちょっとヒンヤリしてきましたが、そのままメッシュジャケットで先を急ぎます・・・・山に入ると一気に日が暮れ始めたからです。
しかしこのオロフレのワインディングが長い! 晴れた日中ならかなりオイシイ道路なのでしょうけど、寒くて薄暗くて霧が出ていたのでは淡々とコーナーをクリアしていくのみです。
やがて国道457号線に出ると交通量は増えますが、山の陰で美笛峠はもう殆ど夜、真っ暗。
やばいな、ジンギスカンに間に合うのだろうか??? あぁ、晩飯や〜!!

それにしても国道に入ってからもぜんぜん目的地に届かない、どんどん時間が過ぎて行く。
そして給油以来の信号機で(クラッチが切れずエンストしながら)久々にオートバイを停車・・・・街灯もなく真っ暗の中、バイクのヘッドライトで地図を照らすと・・・・・どうも樽前荘を過ぎたみたい???(建物の明かりなんて無かったけど・・・)
しかしツーリングマップルの表示じゃ何処が樽前荘なのかぜんぜん解らないナ。。。
ドップリ日は暮れているもののまだ時間は午後6時と判ったので、ジンギスカンには間に合いそうです。
見落とした樽前荘を探して来た道を戻ってみますが・・・・これが行けども行けどもやはり暗闇の中の国道だけ・・・・地図で見るよりかなり西へ進んだみたいなので、またまたUターン・・・・だんだん焦ってきます・・・・晩飯〜ぃ!!
またまた信号機・・・直角に曲がって2個目の信号機・・・う〜〜〜ん、違うな。
だいたい20万分の1の地図じゃライダーハウスのマークの付いた位置すら怪しい物ですから、周囲をウロウロ行ったり来たりしてみるも見つからず、このままじゃ6時半を過ぎてしまうので携帯で・・・・ゲッ!圏外??
もう一回Uターンして・・・あ「樽前山」への枝道があるじゃないですか!!!
細い舗装林道のようなクネクネを登ります、どんどん登ります・・・・コレ、ヤバくない???
しまいにダート出現で諦めて戻ります・・・・あ〜あ、6時半なんか過ぎちゃったよorz


●さて、どうする?

樽前荘には予約の電話を入れておいて申し訳ないけど、辿り着けないなら諦めて、こりゃこの先どうするか考え直さないとイケマセン。
こんなところじゃ野宿も無理だし・・・・温泉街に移動するも何処の宿も薄暗〜〜い。
まぁ飛び込みでチェックインするような時間じゃないし、なにより夕食にありつくことは無いでしょう。

ふと見上げた道路標識には「札幌」の文字。
そうか、札幌へ出るしか無いかぁ・・・・札幌近郊ならビジホでも健康ランドでもありそうだし、晩飯は間違いなく確保出来るでしょう。
バイクを修理するにも、そして小樽からとっとと帰るにも札幌がベスト。

いったい支笏湖まで何しに来たのか解らないですが、札幌へ向けて走り出します。
国道が湖畔を離れると・・・・をを、延々のワインディング・・・・そうか、中山峠か(実はこれは思いこみで、中山峠の230号ではなく走ったのは国道453号線でした)。
しかしこのような条件ではスポーツスターのヘッドライトって頼りないですね。
またしても昼間なら楽しいだろう長い長いワインディングを淡々と走り、やがて前方を赤色灯を点けて走るパトカーに追いつき、それを追尾します(ペースは落ちるけど抜く訳に行かないし、なにより前がよく見えて楽)。
しかしますますバイク(クラッチ)の調子悪いなぁ。。。

都市部に入ると信号に引っかかるので、ちょっと大変です・・・・ニュートラルも出なければクラッチレバーを握っててもちゃんと切れないから、頻繁にエンスト停車です・・・・カッコ悪い〜。
道なりに走って知らぬ間にR453ではなく230号線を北上、そんな苦労の末にやっと大通公園が見えてきました。
「小樽」の標識も気になりますが、とりあえず寝床・・・・いったんバイクを歩道に乗せて現在地を確認すると230号線が90度曲がってる裁判所前の交差点であることが判明、ツーリングマップルの周辺図では最寄りにYHの表示・・・・ダメもとで電話してみると、お越し下さいとの事だった!

夕食はあとまわしにして、とにかく札幌ハウスYHに行きましょう。
昔ながらの公営YHって感じの佇まいですが、立地のせいなのか変な時間にチェックインしてもぜんぜんオッケーな緩さでホント助かりました。
20:15到着。素泊まり\3,150-

街中のYHなので、もし前に置いたオートバイが心配なら近くの京王プラザホテルにて500円で預かって貰えるとの事。
荷物を部屋に下ろしてから(一方通行なので)バイクを押してJR線路の南側にあるホテルへ。
あの〜〜〜これって大丈夫なの???
写真は歩道から・・・・そう、道路からオートバイは丸見えなんですが!?
しかもパイロンとポールで囲っただけだなんて〜!!(防犯カメラは付いてました)
まぁ、京王プラザの看板があるのですから、万が一預かったオートバイに何かあれば責任は取ってくれるのでしょうけどね・・・微妙な心境。

その足で周辺をブラブラ歩き、晩飯を考えますが・・・・意外と食べ物屋さんが無いというか、コンビニか居酒屋ばっかりでファーストフードすら見あたらず。
YHで訊いてみるしか無いか、と戻ってくるとYHの真向かいにラーメン屋があったのでそこで夕食。
「三代目 月見軒」 味噌ラーメン 700円、ライス(小)100円
お店の壁には沢山のサインが・・・・しかしなんか聞いたこと無いような人ばっかり。
そうか、地元ミュージシャンとかが良く来る店なのか(後でデジカメ写真をよく見るとエクザイルやTRFの名前はありました)。

YHに戻って風呂に入って洗濯して、あぁなんて長い1日だったのでしょう。
そして、明日からどうするかも考えないといけません。

この日の走行距離は447.3km・・・・・感覚的には600km以上走ったような消耗具合でした。
 >> Googleマップ(広域)


<つづく>
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●洞爺湖温泉観光協会: http://www.laketoya.com/
●社団法人 室蘭観光協会: http://www.iburi.net/
●苫小牧市 > モーラップ樽前荘: http://www.city.tomakomai.hokkaido.jp/tarumaesou.htm
●札幌ハウスYH: http://www.youthhostel.or.jp/c_sapporohouse.htm
●三代目 月見軒: http://www.tsukimiken.com/
Posted by xl1200 at 02:43│Comments(8)TrackBack(0)
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この記事へのコメント
気の向くまま、道草もハズレもありですが、旅の醍醐味ですね。
日が暮れると、不安で押しつぶされそうになるのも旅のワンシーン
ですね。
札幌ハウスYHは、28年前の日本一周の時(バイク)に泊まりました。
バイクの不調が、旅のウキウキ感も半減でしたね。
Posted by 風ささき at October 09, 2008 20:28
積丹半島開通したんですね〜〜

自分が自転車で行った時は未開通だったんで、余市のニッカウヰスキー工場を見学、酔っぱチャリダーになって倶知安に行きました

試食のチョコもバリバリ食いまくってました(笑)

地球岬も相変わらず綺麗ですね!

白鳥大橋は工事中でしたが、立派な橋ですね

Posted by OKK at October 09, 2008 22:26
> 風ささきさん!
緻密な予定を立てるのは(特に北海道では)回避したいところですね。
確かにハズレもありますが!!
バイクの不調も考え方によっては旅のスパイス・・・・ちょっとSな自分に気付きました(爆)。
中断にならなかったのは幸いですし、この足枷で旅を組み立てて行くのもそれなりに楽しめる一面がありました。
道東まで足を伸ばすことは出来なくなりましたが、それはまた次の機会と言うことで。

日本一周ですか〜〜〜〜、やれる時にやっておくべきだったなぁと思います。
Posted by Gotaro@管理人 at October 09, 2008 23:15
> OKKさん!
積丹半島は1996年に開通したみたいですね。
そう言えば昔、北海道にはナウマン国道なんてのもありましたね(国道が川で途切れていました)。

ニッカウヰスキーはなかなかタイミングが合わず、まだ入ったことが無いのです。
どうしても余市って通過ポイントになっちゃって(苦笑)。
・・・をを!酔っぱライダーならぬ酔っぱチャリダーですか!!
Posted by Gotaro@管理人 at October 09, 2008 23:20
ナウマン国道って帯広の下の方(忠類あたり)じゃないでしたっけ??

なんか、ナウマン象だかなんだかって象いたんじゃなかったかな?

釧路から襟裳岬の黄金道路に行く途中に走ったような・・

もちろんチャリで(笑)
Posted by OKK at October 09, 2008 23:47
> OKKさん!
そうです(はるにれで有名な)豊頃のちょっと南、十勝川に橋が架かっておらず、歩行者と自転車なら渡し船で通行出来ました!!
名前の由来も仰るとおりだったと思います。
Posted by Gotaro@管理人 at October 10, 2008 00:16
 前回の簡単なお話に続き、詳細を拝見しまして改めて大変でしたねー、
という感じです。暗くなって目的地が分からない、宿が決まらないなど。
不安ですよね。確かにマップルの表示では、樽前荘が国道沿いに有りそう
に見えますよねw

私は初めて支笏湖を訪れた際、フェリーを降りて1時間そこそこの真っ昼間
だったので、たまたま湖畔に下りる道を見付けて入った先が樽前荘でした。 
Posted by wyatt at November 10, 2008 21:17
> wyattさん!
マップルの地図は時々道路の反対側にマークが付いていたりもしますので、かなりアバウトなものと認識して(・・・というか信用してない・苦笑)山側にも登ってみましたが、結局見つかりませんでした。
そうこうしているうちに6:30(夕食にありつけるリミット)を過ぎてしまいましたし・・・・またの機会に寄ってみたいです、樽前荘。
Posted by Gotaro@管理人 at November 11, 2008 01:22
 ※名前以外の記入/ステハン等はお断りしております。
  ※公開されますのでご注意下さい(未記入・可)。