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December 08, 2006

カフェ・ボヘミア

●佐野元春 ウィズ・ザ・ハートランド / ジ・エッセンシャル・カフェ・ボヘミア
1986年発表の名盤を20周年記念として限定生産したスペシャル・パッケージは、当時のファンを唸らせる、素晴らしく充実した内容でした! 
(続き)The Essential Cafe Bohemia
サムデイの大ヒットの直後に渡米した佐野元春は問題作『VISITORS』をひっさげ帰国、日本にラップをもたらしました。
そのVISITORS TOURのライブ演奏のなかで次第にひとつのベクトルを持ち始めたバックバンド『THE HEARTLAND』と共に1986年に制作された本作は「やりたい音楽がきちんと出来た」と言われる密度の高い内容となり、この頃を佐野元春の絶頂期とする人も多いです。
あれから20年の歳月が過ぎ、アニバーサリーな愛蔵盤として発売されたのがこの限定仕様。
重圧なブックケースには4つの冊子が収められ[Music]には音楽CDが2枚、[Movie]は当時の貴重な映像をまとめたDVD、[Notes]として立派なブックレット式のライナーノーツ、[Words]として当時のいろんな印刷物から集めた詩(これらの言葉の断片は歌詞にもちりばめられている)から構成されています。
中でも[Music]はリマスタリングされたアルバム『カフェ・ボヘミア』に7インチEPのカップリングを加えたディスク1、当時流行したアナログ12インチ・シングルの音源の他、ROMY(=石川ひろみ/石川セリの妹)との覆面デュオ[ブルーベルズ]としての楽曲、スポークンワーズ(ポエム・リーディング)の第二弾カセットブック『エレクトリックガーデン#2』からも数曲が収録されたディスク2から成り、1枚のアルバムを核にしながらも、お腹いっぱいになるボリュームです。


●DISC ONE −CD ●DISC TWO −CD
アルバム『カフェ・ボヘミア』より Bonus Tracks
01. カフェ・ボヘミア(Introduction) 01. 虹を追いかけて(2006 middle & mellow groove version)
02. ワイルド・ハーツ -冒険者たち 02. 月と専制君主(Extended Mix)
03. シーズン・イン・ザ・サン -夏草の誘い 03. インディビジュアリスト(Extended Mix)
04. カフェ・ボヘミアのテーマ 04. 99ブルース(Extended Mix)
05. ストレンジ・デイズ -奇妙な日々 05. ヤングブラッズ(Special Dance Mix)
06. 月と専制君主 06. クリスマス・タイム・イン・ブルー(Vocal/Extended Dub Mix)
07. ヤンブブラッズ 07. ヤングブラッズ(Hello Googbye Version)
08. 虹を追いかけて 08. インディビジュアリスト(Dub Mix)
09. インディビジュアリスト 09. クリスマス・タイム・イン・ブルー(Instrumental/Orchestra Version)
10. 99ブルース アルバム『mf VARIOUS ARTISTS Vol.1』より
11. カフェ・ボヘミア(Interlude) 10. 双子のコマドリとゴールデンフィッシュ/ブルー
12. クリスマス・タイム・イン・ブルー -聖なる夜に口笛吹いて 11. ブルーベルズの‘サマー’/ブルーベルズ
13. カフェ・ボヘミア(Reprise) 12. 自由の岸辺/ブルーベルズ
Bonus Tracks 13. サンデーアフタヌーン/ブルーベルズ
14. アンジェリーナ(Slow Version) カセットブック『エレクトリック・ガーデン#2』より
15. シャドウズ・オブ・ザ・ストリート 14. 完全な製品
16. ルッキン・フォー・ア・ファイト -ひとりぼっちの反乱 15. ある9月の朝
16. ・・・までに
●DISC THREE −DVD
01. 1986年パリにて
02. ミュージッククリップ ワイルド・ハーツ〜ストレンジ・デイズ
03. 『東京マンスリー』(Vol.1 1986.4.14)からのイメージ映像
『東京マンスリー』Vol.6 1986.9.25 ライブ
04. ソー・ヤング〜彼女はデリケート
05. ワイルド・ハーツ -冒険者たち(featuring ROMY)
06. シーズン・イン・ザ・サン -夏草の誘い(featuring ROMY)〜虹を追いかけて
TVKアーカイヴス『ライブトマト』1987.3
07. インタヴュー1「ツアーについて」
08. カフェ・ボヘミアのテーマ(リハーサル)
09. ストレンジ・デイズ -奇妙な日々
10. 99ブルース
11. インディビジュアリスト
12. インタヴュー2「バンドについて」
13. ヤングブラッズ

DISC ONEのボーナスのうち[15.]はVISITORSを制作するためにアメリカに住んでいた頃の死んだ友人へ捧げた歌、[16.]は実は片岡鶴太郎氏の為に書き下ろした曲のセルフカバーで、共にシングルB面に収録された隠れた名曲。
DISC TWOの[01.]は今回新たに録り直したバージョンで、演奏はハートランドではなく現在の佐野元春とツアーを共にするホーボーキング・バンドによるもの。先のシングル集での[ガラスのジェネレーション]と同じような手法。
[10.]〜[13.]ブルーベルズは佐野元春(ブルー)とROMY(ベル)のデュオで、1曲はソロなのでブルーの名義になっています。
スポークンワーズは音楽に合わせて詩を朗読するというスタイルで、ラップの変形として登場。
DVDはライブ映像をメインにインタビューも交え、当時の活動が良く判る構成。
少し残念なのはビデオクリップのフル画像が収録されていない事かな。。。


今もなお精力的に活動する佐野元春。
もちろん時代と共に音楽性も変化してきました(ただしそれは決して時代に媚びる事ではなく、既存のスタイルを壊して新しい物を構築しようとする姿勢からの変化で、いつも先駆者的立場でした)ので、どの時代の佐野元春が好きかは聞き手によって異なる事でしょう。
私個人としては、アルバム単体では1st/2ndが大好きですが、やはり一番印象に残っているのがこのカフェ・ボヘミアの頃。
[カフェ・ボヘミア・ミーティング]と題した全国ツアーは神戸にも大阪城ホールにも行きましたし、この前後のコンサートは頻繁に出掛けました。
佐野元春の絶頂期であると共にバンド<ハートランド>の演奏も脂がのっており、ホーンセクション<東京ビーバップ>にパーカッション、コーラスとロックバンドとしては大所帯で、ジャズやレゲエ、スカのビートまで多彩に繰り出すもの凄いステージでした。
そんな[当時]を知るものには堪らない記念アルバムと言えるでしょう。


このアルバム発表20周年記念企画というのは、実は[SOMEDAY][VISITORS]に続くシリーズ第3弾。
出るたびに内容が濃くなってきていますw
3年後に出るであろう[ナポレオンフィッシュと泳ぐ日]はどうなっちゃうんだろ!
Posted by xl1200 at 23:51│Comments(9)TrackBack(1)
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1986年にリリースされた、佐野元春のアルバム『Cafe Bohemia』。それから20年たったらしい。先日、洋楽の企画再発物「Deluxe Edition」の様なコンセプトで、このアルバムの特別版が発売された。 佐野元春 with The Heartland  『The Essential Cefe Bohemia』   こ...
佐野元春 with The Heartland 『The Essential Cafe Bohemia』【DEB DYLAN の 風に吹かれて】at December 10, 2006 19:45
この記事へのコメント
カフェボヘミアミーティングでしたっけ、ツアーの名前。

当時地元でライブを見に行きましたねぇ。

思い出した!
当日の昼間、日陰の雪で滑って初期型VTで転んだ日です!

ワイルドハーツ良い曲ですね。
Posted by mick at December 09, 2006 02:31
知らなかった、買わなくては。そうするとマフラーが・・・。

『mf VARIOUS ARTISTS』からも選出ね。

♪双子の駒鳥とゴールデンフィッシュ♪♪♪♪♪♪♪とか
♪Lazy Sundayafternonn Set me Free♪♪♪♪♪♪♪ですね。
(FM東京 味の素ミュージックサンデーでしたっけ?)

> ハートランドの演奏も脂がのっており、ホーンセクショ
> ン<東京ビーバップ>にパーカッション、コーラスとロック
> バンドとしては大所帯で、ジャズやレゲエ、スカのビートまで
> 多彩に繰り出すもの凄いステージでした。

佐野元治の場合、何でもありっすから。

Posted by hoboking at December 09, 2006 14:48
> mickさん!
そうですね、怒派手なツアーは“カフェ・ボヘミア・ミーティング”でした(同時期の、ステージ中央にグランドピアノ置いてアコースティックな展開をしたのはピーシズ・ツアー)。
バイクで転びましたか!!それでもイタミを抑えて“雨に向かって歩いて行く〜♪”ってロボット歩きしてたんでしょ!?(笑)。

“ワイルド・ハーツ”は多くのファンがこれを最初に聴いた時は『ニマッ』としたんじゃないかなぁ〜〜〜という楽曲ですよね。
デビューからサムデイまでの第一期の世界に連れ戻される“言葉達”が仕込まれていて!!
この歌の登場人物って『ロックンロール・ナイト』あたりと妙に重なって見えるんですよねw
Posted by Gotaro@管理人 at December 09, 2006 17:17
> hobokingさん!
を!ここに食いつくという事はHNはホーボーキング・バンドからでしたか!?
そうそう、ラジオプログラムは味の素のスポンサードでしたね!
『青いねぇ〜』のビールのCMは終わりましたが、最近はテレビ、ぐっさんのMUSIGでしたっけ、ですっかり変な人ぶりをお茶の間に披露していますが(苦笑・でも佐野ロックTシャツはちょっと欲しい)。

限定版ですのでお早めにぃ〜!
・・・昨年末の紙ジャケット仕様もまだ記憶に新しいですが(笑)。
Posted by Gotaro@管理人 at December 09, 2006 17:25
おばんです!^^
あー!こんなの出ていたんですネ!
いろいろ書こうと思いましたが、イロイロ有りすぎて^^
「僕は今、ニューヨークにいるんだけど〜」のラヂオプログラムはいつも聴いてました。

>“ワイルド・ハーツ”は多くのファンがこれを最初に聴いた時は『ニマッ』としたんじゃないかなぁ〜〜〜
→^^/

まずは!早速仕入れてこよう!!!
(そのうち、全部リマスタリング版に入れ替わってたりして!^^;)
Posted by 放浪番頭@home at December 09, 2006 18:48
> 放浪番頭さん!
捨て曲ナシのこのアルバムからは結局、インストゥルメンタルのカフェボヘミアのテーマを除いて全曲シングルカット(C/W、12インチ含む)されましたよね。
個人的には『インディビジュアリスト』『99ブルース』あたりの佐野ロックが特に好きですね。
ひたすら攻撃的になったり自虐的になるのではなく、世の中に不満を訴えながらも折り合いを付けて日常を過ごすミッドナイト・カンガルー達の唄ですよねぇ〜♪

限定版ですので早めにゲットして下さい〜!(既にプレミア付き始めてます)

リマスタリングは・・・・私は1年前に紙ジャケットを一気買いしました(笑)。
Posted by Gotaro@管理人 at December 09, 2006 23:20
初めまして。DEB DYLANと申します。「佐野元春」で検索をし、この記事をを見つけ訪問させて頂きました。バイクは乗りません(スミマセン)。私もコレ購入しました。最近の元春はあまり聴いていませんが、この時代の作品は今でも時々聴いています。そういえば、今年は、シングル・コレクション、先日発売されたライブDVD、そしてコレ、と結構元春作品買ってます(笑)。
私もこの作品の記事を書きました。この記事と比べたら、ずいぶんと拙いそれですが・・・

初訪問ですが、図々しくもTBさせて頂きたいと思います。宜しくお願い致します。
Posted by DEB DYLAN at December 10, 2006 19:16
ゴメンナサイ!!操作ミスでTB3回もついてしまいました。削除お願いします・・・
Posted by DEB DYLAN at December 10, 2006 20:04
> DEB DYLANさん、初めまして。
いきなり放置プレー申し訳ありません!!(PC昇天につき・・・)
最近はかなり洗練された感じになってますが、やはりTHE HEARTLANDと一緒にやっていた頃ってエネルギッシュで良かったですよね。
シングルコレクションは12インチが入ってなかったりポエムリーディングやライブもカットされていたのが不満だったのですが、今回、そんな声が届いたかのような選曲ですので本作は大満足です(笑)。
http://blog.livedoor.jp/xl1200/archives/50539018.html

トラックバックありがとうございます。
操作ミスではなく・・・どうもライブドアは不具合が多くて・・・ご迷惑おかけしましたm(_ _)m
Posted by Gotaro@管理人 at December 12, 2006 02:06
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