●THE LITTLE WILLIES (2006年)この春ちょっとした話題を呼んだジャズ・バンドのアルバム。
ノラ・ジョーンズがピアノ&ヴォーカルを担当する新しいバンド、と解釈されていますが、参加メンバーはノラのソロ名義アルバムやツアーでも活躍する面々。
ジャズ界の大物プロデューサーがノラ・ジョーンズという逸材を起用する作品とは違い、【気心の知れたバンドメンバー達で好きにやってみるとこんな感じです】的な作品で、かなりクラシカルなカントリー調に仕上がっています。
(続き)
バンドのベーシスト、リー・アレクサンダーがプロデュースし、オールディーズのカバー曲(プレスリーとかウィリー・ネルソンとか)を中心に、オリジナルも取り入れています。
カントリー色が強く、ヴォーカル・パートもノラとリチャード・ジュリアンが半々に受け持っているので、ノラ・ジョーンズの(ソロ・アルバムの)イメージで購入するとかなり期待を裏切られるのでは無いでしょうか。
しかし、聴けば聴くほど、コッチのほうがリラックスして演奏していることが判ります。
本当にやりたい音楽はコッチなのだな!と言うのが伝わってきます。
この作品、国内盤はCCCD(コピーコントロールCD)になっていますので要注意!
パソコンやカーステに挿すと機器を壊すおそれがありますので。
*BLUE NOTE の歌姫 (June 25, 2006)
Posted by xl1200 at 22:25│
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