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May 27, 2005

JOURNEY / ESCAPE

エスケイプ/ジャーニー●ジャーニーの代表作『エスケイプ』(1981年)。
・・・またまたTOTOに行くと見せかけて、ジャーニー(笑)。
これも80年代を代表する洋楽アルバムとして超オススメ。

彼らにはこの5月発売の物も含めてベスト盤が数種リリースされていますが、そんなものより圧倒的にこの81年のアルバムをプッシュします。このバンドの持ち味が凝縮された素晴らしき一枚。

前出のTOTOやボズ・スキャッグスのようなアダルト路線ではなく『スカッ!と爽やか、でもジ〜ンとくる』ロックアルバムです。

しかしこの見事なアルバム構成、私なりに拡大解釈させてもらうとと立派にAOR(Album Oriented Rock)の一枚と言えるのではないでしょうか。
(続き)
JOURNEYはもともと、サンタナを抜けたミュージシャン(グレッグ・ローリー、ニール・ショーン)らによるインストゥルメンタル主体のプログレ系バンドとしてスタートしましたが、ヒット曲に恵まれずに苦難の日々が続きました。
ヴォーカリストのスティーヴ・ペリーを迎えて制作された、後に出世三部作と呼ばれる『INFINITY』『EVOLUTION』『DEPARTURE』によりようやく広く認められるようになり、新たにキーボードのジョナサン・ケインを迎えたこのアルバムによりついに全米チャート・ナンバー1を獲得します。Jケインの加入は演奏よりむしろソングライティングやサウンド造りの面で大きな影響力を持ち、JOURNEYのスタイルを確立しました。
が一方で、大きくスタイルを進化させた音楽的方向性の問題や、爆発的に増えたライブステージ数による疲れ、スタンスの問題などでオリジナル中心メンバーのグレッグ・ローリーが脱退しています。

最近、日産エルグランドのTVCMでも流れているオープニングナンバー『Don't Stop Believin'』のインスト、流れるようなピアノで始まると途中からニール・ショーンのギターがからみ、ドラマティックに空を突き抜けます。
このギター、格好良すぎて何度聴いても鳥肌がたちますよ。
で、追い打ちをかけるのがスティーヴ・ペリーのハイトーン・ヴォイス。ヘビメタ系でよくあるようなハイトーンではなく、恐ろしく透明感のある声。
この『透明感』こそがこのアルバムで開花したジャーニーの持ち味で、ヴォーカルとJケインのキーボード、Nショーンのギター、これらが上手く絡み合ってバラード曲が多いのに重さを感じさせないアルバムに仕上がっています。
バラードと言えば大ヒット曲『Who's Crying Now』と『Open Arms』もここに収録されておりますし『Still They Ride』はバイク乗りにはいっそうたまらない内容(歌詞)です。
Nショーンのギターを前面に押し出した『Stone In Love』やハイスピードナンバーの『Keep On Runnin'』、ドラマティックでちょいヘビー系な『Mother Father』などバラエティーも豊かな構成。
25年前のサウンドとは思えない、洗練された作品です。
・・・ただし、MTVなどで当時のプロモーション・ビデオを観ると洗練された都会的サウンドとは裏腹に、かなり『イモ兄ちゃんの集まり』なのでCDだけでお楽しみ下さい(爆)。

イラストレーター、スタンリー・マウスによるジャケットの色遣いも素晴らしく、これも一家に一枚あっても良いですね。

もう一度言います。ジャーニーはベスト盤よりまず『エスケイプ』です(笑)。

曲目

●STILL THEY RIDE -S.Perry-N.Schon-J.Cain-
  Jesse rides through the night Under the Main Street light Riding slow...
   ...Still they ride,on wheels of fire They rule the night...

Posted by xl1200 at 02:55│Comments(11)TrackBack(2)
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今週は、「アメリカ週間」 ということで (← いつから!?) お送りしております。 以前の記事 「どっち??」 は、Van Halen と Bon Jovi の対決でしたが、今日はアメリカの誇る2大ロック・バンド Journey と TOTO に登場してもらいましょう! -----------------
どっち??(第2回目)【MUSIC8089】at June 10, 2005 23:32
Journey 「Escape」 (1981年)   Don't Stop Believin'   Who's Crying Now   Open Arms 上の3曲を含むこのアルバムは、当時何度も何度も聴きました。 Steve Perry のハイ・トーン・ボイスの素晴らしさもさることながら Neal Schon のギターが何とも言えず
じゃあ、ねぇ。。。【MUSIC8089】at June 11, 2005 16:01
この記事へのコメント
音楽ネタ続いてますねぇ(笑)。
この作品はボクの場合、高校の終わりから大学にかけての、バンドマンの端くれの頃の印象深いアルバムです。ボストンとかもよかったしね。アメカジにアメリカンロックにマルボロにクール(メンソールのたばこ)で決まりでしたね。ウォークマンでテープが擦り切れるくらい繰り返し聞きました。一方でリンダロンシュタットとかカントリー系のコピーをやらされてて、ダニーコーチマーのギターとか、ラスカンケルのタイコとかにもすんごく共感しちゃってた頃だな。どれもこれも懐かしい青春の1ページってことですねぇ。

それにしてもこのジャケットも久々に見たけどいいですね。昔はCGなんてできなかったから、これもエアブラシを吹いて書いたんだろうね。昔はたいへんだったなぁ〜。
ジャケットといえばyesのfragileあたりからの一連の絵もいいですね。あの絵見ただけでもう買いに走っちゃったです。
Posted by yomaru at May 27, 2005 09:48
> よ。さん!
私のストラトキャスターの練習曲が『Who's Crying Now』でした。
結局、練習嫌いで上達せずに楽器は諦めましたが!!

普通に売ってるディレイとかディストーションとか言ったエフェクター類では『ニール・ショーン』の音は出ませんね。
あ、ここで言う『ニール・ショーン』はギタリストの名前でもあり、ギターの名前でもあるわけで・・・

ボストンも好きですよ!確かエルグランドのCM、ジャーニーの前はボストンでしたよね(違うミニバンだったかなぁ)。
実はこのエントリー、宇宙船JOURNEY号のフンコロガシ型よりもギター型のBOSTON号が格好良いなぁ、と続けるつもりでしたが長くなるので省略したのでした(爆)。

ジャケットでしたら長岡秀星によるELOやEW&Fのも綺麗でしたね。
Posted by Gotaro@管理人 at May 27, 2005 16:31
おばんです^^
初めて手に入れたのは”Frontiers(LP)”。 当時物凄く”Escape”の評価が高く続けて買った(LP)記憶があります。
どうも、この辺から入ったのでSteve Perry の印象が"=Journy"って感じです。今CDで持っているのはEscapeだけ。やっぱ、良いですね^^ この広がり感!
Posted by 放浪番頭 at May 27, 2005 22:20
> 放浪番頭さん!
『フロンティアーズ』もセールス面ではJOURNEYの代表作のひとつですね。
でも当時あんなに聴いたのに・・・ですね(苦笑)。
アルバムとしてはバラエティが少なく『Separate Ways』『Send Her My Love』までは良いのですがそのあとの曲は印象が薄いですね。
前作の勢いのまま発売してセールスは記録したわけですが、もっとじっくり作り込んでいれば『エスケイプ』を越えるアルバムになったかも知れません。
サバイバーなんてJOURNEYのバッタもんも居ましたね(笑)。ロッキーのテーマ!
あとJOURNEYでしたら『ライブ・エナジー』も良いですよ!
Posted by Gotaro@管理人 at May 28, 2005 02:01
おお!ジャーニー好きです!
ってか始めまして・・・。が・・・サバイバーをジャーニーのバッタもん扱いは可愛そうです^^イイ曲いっぱい書いてますよ。ベスト聞いてみてください。ジャーニーは二回見に行きましたがすばらしくよかったですよ^^
二ールのシグニチャーレスポ最近は出てますね。
で!なんと・・・二ールの音は普通のエフェクターで作れちゃいます。
実際に二ールはアルバムでGT−6使って全部録音したそうですよ。
あ・・・でもこのエスケイプの音はやっぱりムリなのかな〜。
何より二ールは二ールですものね・・・。僕のような凡人には・・・やっぱムリ〜(ToT)
Posted by アツシ at May 28, 2005 13:13
そうそう今はボーカルがスティーブペリーではなくなってます。が!声はそっくり・・・。
産業ロックって言われたモノが僕は大好きなんですが・・・次のCMもそれつながり来るんですかねぇ〜^^
ボストン、ジャーニーときたら・・・カンサス?スティックス?TOTOあたり?
Posted by アツシ at May 28, 2005 13:13
> アツシさん!
はじめまして!ようこそいらっしゃいました〜♪
サバイバー、ベストが出ているという事は一発屋ではなかったのですね。
ちょうどJOURNEYの[Separete Ways]の後ぐらいにヒットしたのが[Eye of the Tiger]でして、演奏も歌唱もあまりにJOURNEYっぽかったので当時インタビュアーにもよく突っ込まれてましたね(笑)。
『我々SURVIVORはJOURNEYのコピーバンドではないが、確かにJOURNEYの成功がなければ僕たちは存在しなかった』みたいな苦しいコメントをしてましたっけ。
ギタリストと言えば『ロック界の大御所』みたいな人が沢山いるのでNショーンのような中堅どころ(?)はマニア以外からは知られていないかも知れませんが、演奏テク以外に音作りとか含めて素晴らしいと思います。ギター会社まで興してしまった人って、珍しいですね。
ただソロアルバムは『自分の世界』に突き進みすぎていて・・・でした。
Posted by Gotaro@管理人 at May 28, 2005 16:29
> アツシさん(続)
新しいボーカリスト(OH!シェリーさんでしたっけ・大爆)のJOURNEYはまだしっかりと聴いた事がないのですが(イマイチ買う気になれない)確立したスタイルのままで爺さん軍団になっても続けて欲しいです。

CM、ボストン、ジャーニーの次は・・・カンサスやスティックスは良さそうですね!!あとフォリナーとか!
Posted by Gotaro@管理人 at May 28, 2005 16:40
賛成!OH!シェリー?・・・笑えますが・・・どうしても二ールのジャーニー休憩中バンドハードラインのシェリーを思い浮かべてしまって^^
あれはあれでいい曲でしたよ〜。フォーリナーですか〜いいですよね・そういえば今のジャーニーのボーカルはタイケットかフォーリナーじゃなかったけ?何か・・・管理人さんすごく好きな曲とか似てそうで・・・仲良くなれそ〜^^そうそう二ールの現在はまた別バンド組んでCD出してますよね?
ジャックブレイスとかナイトレンジャー組ともつるんでるとか・・・。
ソロではヴァイの会社から出したらしいです。何曲か聞きましたがやっぱりジャーニーほど大衆受けしやすいものでは無かったです。ヴァイがからむとこうなるのかな〜^^そうそうG3で見てきましたよ〜あいた口が3分ほど閉まりませんでした。
Posted by アツシ at May 29, 2005 01:05
話が少し変わっちゃいますが〜メロディー的にはASIAなんかもCMでありかも^^。ピアノの上手い人がいるバンドって大概良い曲書きますよね。ジャーニーだとジョナサンケイン、ASIAだとジェフリーダウンズ。『ラジオスターの悲劇』なんかはよかったです!現在またジョンウェットンとからんで二人でやり始めたみたいですし^^
是非聞いてみてください〜。
もちろんサバイバーのベストも!
また音楽ネタ書いてくださいね〜遊びに来ます^^
勝手にLINKさせてもらっていいですか〜?
Posted by アツシ at May 29, 2005 01:12
> アツシさん!
エイジアも格好良かったです!!
バグルスの延長と思って針を落とすとかなりハードだったので最初は驚いたのですが、ストリングスのアレンジなんか、まんま同じなんですよね!!
でも2枚目以降も同じような感じで印象薄いかなぁ。また活動しているのですね。あのダイナミックさはそのままに、もうすこし音をスッキリさせてくれればもっと好みかも。
フォリナーについては6人編成の頃こそ『らしさ』があったと言う方もおられますが、私は『4』以降しか知りません。ルーグラムのソロ・シングル『ミッドナイト・ブルー』はお気に入りですね。肩の力が抜けていて。
BAD ENGLISHはCDを2枚、持ってたなぁ。。。

リンクの件、光栄です。
私はあまり詳しくはないですが、また音楽ネタも書きますね。
Posted by Gotaro@管理人 at May 29, 2005 03:04
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